本作はオール岐阜ロケで撮影される青春ムービー。18歳の少年・大倉稔がある事件をきっかけに家族や友人に心を開き、徐々に死への恐怖を受け入れて今を生きていくことを決意する物語だ。亡くなった母を忘れられない稔を安部が演じるほか、稔の父・剛役で
監督を務めるのはJapan Film Festival Los Angeles 2022でBest J.Horror賞を受賞した新鋭・
また本日8月1日より9月30日23時59分まで、CAMPFIRE(キャンプファイヤー)では本作に関するクラウドファンディングを実施。支援者には本作を劇場公開前に鑑賞できる権利や、キャストサイン入り台本などのリターンが用意されている。
安部伊織 コメント
主演を務めます安部伊織と申します。
今作では田舎の男子高校生「大倉稔」を演じます。
稔はとても繊細でかつ突拍子もないような大胆な一面も持ち合わせる子です。
18歳特有のやさしさや、危うい雰囲気を表現したいと思います。
母親の死が原因で歪み始めた家族に思い悩む稔の物語と、一夏を通して変化していく彼の死生観を描いた作品です。
最終オーディションを受ける際 初めて脚本を読みました。とてもリアルで繊細で、そして清水監督の強い思いが込められているのを感じました。
大切な人の死を受け入れる。そして“生きていくしかない”ということに気づく。その苦悩を感じたことのある全ての方にとって深く刺さる作品になると確信しています。
必ず素敵な作品にして皆さんにお届けします。
加藤雅也 コメント
清水監督とは友人のパーティーで出会いました。
アメリカで映画作りの勉強をしていることを伺い、映画の話題でとても盛り上がりました。
監督がアメリカに帰る前にもう一度会い、映画の話題を中心にたくさん話しをしました。
話しの随所に映画への愛と情熱を強く感じました。
「日本に戻ってきた時には会いましょう!」と約束をして別れたのですが、
しばらくして監督から近く日本に行くと連絡がありました。
そして嬉しい報告を受けました。
「日本で映画を撮る」というのです。
そして僕に「主人公の父親を演じてほしい」と。
映画について語り合い、監督の情熱を感じている僕の気持ちは“YES”でした。
パーティーで近くの席に座ったことから始まったこのご縁に感謝し、監督の初長編映画に貢献でるように頑張ります。
葵うたの コメント
底知れぬ孤独と絶望に精一杯寄り添い、生きる為に身についた、強さと弱さ、厳しさと優しさ。
彼女の持つ、裏と表を繊細に演じれたらと思います。
街の景色や匂い、人々、感情との出会いをしっかり感じたいです。
携わっている人々がもたらす、映画制作へのパワーを、すでにひしひしと感じています。
エモーショナルなロケーションも、とても楽しみです。わくわくしています。
是非、お楽しみに。
角心菜 コメント
鈴は母を亡くしてからいつも寂しそうで誰にも甘えることができなくなってしまった女の子です。
今まで演じたことのない難しい役柄なので少し不安もありますが、新たな自分に出会えること、
チャレンジできることがとても楽しみです。監督とたくさん話し合って大切に演じたいと思います。
生と死はかけ離れているようで、実は壁一枚を隔てただけのすぐ隣にあるものなのかも知れないと私自身とても考えさせられました。
他人事ではなく身近な問題として、この作品が沢山の方に届き、愛の輪が広がっていくことを願っています。
応援よろしくお願い致します。
佐藤菜奈子 コメント
大川ナツハを演じさせていただく佐藤菜奈子です。
誰でも大切な人の死を経験することがあると思いますが、どう向き合うか、その先の人生をどう生きるかは、人それぞれ自由でいいと思っています。
ですが、家族や友人には話せないことも、たまたま居合わせた見知らぬ人になら話せる時があるように、この作品が、今なにか、わだかまりを感じている人にとって、ちらっと本音を吐き出せるような存在になってくれたら嬉しいです。私もナツハとしてその一部になれるよう頑張ります!
清水友翔 コメント
今作で描くものは「自殺」です。
自殺というものは言い換えると「自己犠牲」という一つの優しさであり、社会や環境への気遣いから、自分を犠牲にするという一つの尊い決断です。僕はそういった人たちの心に寄り添いつつも、そっと視野を広くさせ、彼らの環境を映画の中で作りたいと心から思っております。そして、彼らは本気で生きているからこそ、死と向き合っているのです。
そんな純粋無垢で心優しい彼らの気持ちを汲みとり、彼らがこの映画を「お守り」として残りの人生で生きる糧として思っていただけるような作品を撮ります。僕が温かい環境に出会いない人々に「映画」というツールで寄り添います。
僕自身もまた、22歳になった今でも死の概念を受け入れられません。いつか自分がこの世界から消えてしまうという恐怖、死後私たちはどこへいくのかという最大の疑問と、今どう生きなければいけないのかという課題があります。私たちの私生活には常に死が身近にあり、意外とあっさり身の周りの大切な人を失ってしまうことでしょう。そして、それに対して長期に渡り心に深い傷を負う人もいることでしょう。僕はそんな死に対して苦しみを患うすべての人にこの作品を届けます。
落合賢(プロデューサー)コメント
清水監督はハリウッドで映画作りを学ぶ中で、自分の半生を描いた私小説のような脚本「僕の中に咲く花火」を書き、SNSを通して私にアプローチが届きました。
私も高校を卒業して映画を学ぶために渡米したので、彼に自分を重ねている部分があるのかもしれません。
まだ荒削りだけど、繊細で初々しいストーリーに強く惹かれました。清水監督と会い、彼の純粋で真摯な姿勢にも好印象を感じました。何より「伝えたいメッセージを強く持ち、それを形にするために人を集め、お金を集め、日夜一生懸命になれる23歳が今の日本にどれだけいるのか」と、私は心を強く揺さぶられ、将来日本を代表する映画監督になるであろう清水友翔の第一歩を支えたい、とプロデュースすることを決意しました。
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中村真夕 @missyn510
いつもお世話になっている落合賢監督がプロデュースされる若手監督の作品がクラウドファンディング中です!ぜひご支援を!
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