死と生のはざまで揺れる夏、オール岐阜ロケの青春映画「僕の中に咲く花火」予告編

清水友翔の初長編監督作「僕の中に咲く花火」が8月22日に愛知・名古屋と岐阜で先行公開され、8月30日から東京・ユーロスペースほか全国で順次公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと予告編も解禁された。

本作は、Japan Film Festival Los Angeles 2022でBest J.Horror賞を受賞した新人監督の清水が、自身の出身地である岐阜でオールロケを行った青春映画。亡き母の面影を追い続ける少年・大倉稔が喪失と恐怖を受け入れ、大切な今を生きていこうとするひと夏の物語が描かれる。清水が脚本も手がけ、プロデューサーとして「太秦ライムライト」の監督・落合賢が参加した。

主人公の稔を演じたのは、本作が映画初主演となる安部伊織。稔の父・剛役で加藤雅也、稔が出会う女性・水石朱里役で葵うたの、稔の妹・鈴役で角心菜、稔の後輩・大川ナツハ役で佐藤菜奈子、さらに渡辺哲らが共演した。

YouTubeで公開された予告編には、死後の世界への好奇心を募らせ危うさをはらんだ稔の姿が、岐阜の静かな風景とともに収められている。

映画「僕の中に咲く花火」予告編