2022年8月6日の封切りから半年近くのロングランで観客動員数1379万人、興行収入190億円という大ヒットを記録した「
興行収入では 「ONE PIECE」の劇場版シリーズの記録を塗り替えたほか、東映配給作品としても歴代1位、2022年公開作でも最大のヒットとなった本作。応援してくれた観客に感謝を込めて「FILM RED」の最後の宴となる“フィナーレ大宴”が開催された。田中と名塚のほか、ゾロ役の
終映を目前に控えた田中は「こんなことは人生でも初めて」と改めて大ヒットに対する感慨を吐露。すかさずチョーが「これは次の映画がプレッシャーですよ」とうなずくと、田中も「そうですよね。皆さん、もう当分(劇場版は)やれませんよ」と冗談交じりに呼びかけた。
イベントではキャスト陣がフリップで「FILM RED」の思い出を発表。田中は「特効さんとの攻防 ~きっかけ台詞の段~」と題して、東京・日本武道館に4000人のファンが集った2022年7月のワールドプレミアを振り返る。この日は、イベントの最後、田中の掛け声をきっかけに特殊効果として銀テープが巻かれる段取りとなっていた。田中はスイッチを握っていたスタッフとの知られざる攻防を証言。本当は「開幕だー!」と言うところを「仲間だー!」と言ってしまったそうで「特効さんは間違ったところで出しちゃいけないから、すごい真剣に『(セリフが)違う』という目をしていて。でも私は『出してよ!』と。すごい見合っちゃった(笑)。セリフをもう1回教えてもらって仕切り直しても『開幕だー!』がなかなか出てこなかった」と笑い交じりに明かした。
中井は「皆さんご存知かわからないですけど、サンジというキャラクターがいまして……」とゾロと犬猿の仲であるサンジの声優・平田との思い出を回想。武道館イベントでの登場時に平田から「俺ら2人がいがみ合うと、みんな喜ぶから、にらみ合いとかしようぜ」と提案されていたそうで「登場順がわりと離れてたから、先に出た僕は途中からUターンして、平田さんをにらみつける謎の動きを強いられました」とボヤいた。一方で「でも、おかげさまで、けっこうネットニュースになったみたいで。さすが先輩、貪欲だなと思いました」と尊敬の念を込めて語った。
山口由里子は田中、大谷と一緒に豪華なソファーで飲食付きというVIPな環境にて「FILM RED」を鑑賞したことを述懐。「『セレブになってみよう!』と言って女子会をしたんですよ。映画が始まる1時間前から、ちょっとお酒を飲みながら待ってたら、ふらっときてしまって。ソファーで気持ちよくなって……目が覚めたら、すごいシーンだった。あんな幸せな日はないです。忘れられない」と、ぜいたくな環境で観たものの、途中で寝てしまったことを明かして、会場を和ませた。大谷が「みんなで行こうよ!とグループLINEで誘ったら男性は誰も反応してくれなかった!」と暴露する一幕も。中井は「庶民は行っちゃいけないと思ってた。セレブな女子会だと思ったから」と素知らぬ顔で言い訳して笑いを誘った。
イベントでは声優陣が自分とは違うキャラクターのセリフを発するコーナーも。田中がジンベエの「魚人空手! 鮫肌掌底!」をモノマネの雰囲気で披露すると拍手喝采。チョーはチョッパー、山口由里子はフランキー、山口勝平はロビン、岡村はブルック、大谷はウソップ、矢尾はナミ、宝亀はルフィ、名塚はサンジのセリフを担当した。中井は田中から「青二のジャニーズですよ」と茶々を入れられながら、ウタの「みんな! やっと会えたね! ウタだよ! ごめん……ちょっと感動しちゃった……」というセリフを元気に張り上げ、周囲は「かわいい!」と絶賛。中井が「僕を見ないでください」と照れる中、名塚は「素晴らしいです」、田中は「これは一等賞」と褒めちぎった。
また田中が「それを奪うつもりなら、、、、死ぬ気でこい!!」というシャンクスのセリフを、声色を寄せずにふざけて披露し、山口勝平と中井からツッコまれる場面も。周囲から「本気でやって!」と求められ、2度目は本気の声色で挑戦。田中は恥ずかしそうに「これぐらいで勘弁してください!」と話していた。
イベントの最後、田中は山口勝平と中井を特効の2人に見立てて「特効さん、大丈夫ですか? いつものでいきますからね。最後の舞台挨拶ですから」と、武道館でのやり取りを再現。「今日来てくれたみんな、そしてライブビューイングで観てくれたみんなは、俺たちの“仲間だー!”」と声を上げるが、山口勝平と中井は反応せず。田中は仕切り直して「開幕だー!」と因縁のきっかけゼリフを張り上げ、期待に答えつつ、明日の終映に向けて「もうすぐ閉幕だー! そして宴だー!」と叫び、イベントを締めくくった。
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