「FILM RED」最後の宴に田中真弓ら集結!中井和哉を“青二のジャニーズ”呼び

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2022年8月6日の封切りから半年近くのロングランで観客動員数1379万人、興行収入190億円という大ヒットを記録した「ONE PIECE FILM RED」が明日1月29日に終映。本日1月28日に東京・丸の内TOEIで“フィナーレ大宴”と銘打った舞台挨拶が行われ、田中真弓ら麦わらの一味の声優陣とウタ役の名塚佳織ら10名が登壇した。

「ONE PIECE FILM RED」“フィナーレ大宴”の様子。後列左からチョー、山口由里子、山口勝平、矢尾一樹、宝亀克寿。前列左から岡村明美、名塚佳織、田中真弓、中井和哉、大谷育江。

「ONE PIECE FILM RED」“フィナーレ大宴”の様子。後列左からチョー、山口由里子、山口勝平、矢尾一樹、宝亀克寿。前列左から岡村明美、名塚佳織、田中真弓、中井和哉、大谷育江。

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「ONE PIECE FILM RED」ビジュアル

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興行収入では 「ONE PIECE」の劇場版シリーズの記録を塗り替えたほか、東映配給作品としても歴代1位、2022年公開作でも最大のヒットとなった本作。応援してくれた観客に感謝を込めて「FILM RED」の最後の宴となる“フィナーレ大宴”が開催された。田中と名塚のほか、ゾロ役の中井和哉、ナミ役の岡村明美、ウソップ役の山口勝平、チョッパー役の大谷育江、ロビン役の山口由里子、フランキー役の矢尾一樹、ブルック役のチョー、ジンベエ役の宝亀克寿が出席。全国の映画館へのライブビューイングも行われた。なおサンジ役の平田広明のみ仕事の都合のため欠席となった。

左から名塚佳織、田中真弓。

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「ONE PIECE FILM RED」“フィナーレ大宴”の様子。

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終映を目前に控えた田中は「こんなことは人生でも初めて」と改めて大ヒットに対する感慨を吐露。すかさずチョーが「これは次の映画がプレッシャーですよ」とうなずくと、田中も「そうですよね。皆さん、もう当分(劇場版は)やれませんよ」と冗談交じりに呼びかけた。

「特効さんとの攻防 ~きっかけ台詞の段~」を山口勝平(手前左)、中井和哉(手前右)と再現する田中真弓(中央右)。

「特効さんとの攻防 ~きっかけ台詞の段~」を山口勝平(手前左)、中井和哉(手前右)と再現する田中真弓(中央右)。[拡大]

2022年7月に日本武道館で行われた「ONE PIECE FILM RED」ワールドプレミアでの銀テープの演出の様子。

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イベントではキャスト陣がフリップで「FILM RED」の思い出を発表。田中は「特効さんとの攻防 ~きっかけ台詞の段~」と題して、東京・日本武道館に4000人のファンが集った2022年7月のワールドプレミアを振り返る。この日は、イベントの最後、田中の掛け声をきっかけに特殊効果として銀テープが巻かれる段取りとなっていた。田中はスイッチを握っていたスタッフとの知られざる攻防を証言。本当は「開幕だー!」と言うところを「仲間だー!」と言ってしまったそうで「特効さんは間違ったところで出しちゃいけないから、すごい真剣に『(セリフが)違う』という目をしていて。でも私は『出してよ!』と。すごい見合っちゃった(笑)。セリフをもう1回教えてもらって仕切り直しても『開幕だー!』がなかなか出てこなかった」と笑い交じりに明かした。

平田広明から「ヤラセバトル」を強いられたことを明かす中井和哉。

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中井は「皆さんご存知かわからないですけど、サンジというキャラクターがいまして……」とゾロと犬猿の仲であるサンジの声優・平田との思い出を回想。武道館イベントでの登場時に平田から「俺ら2人がいがみ合うと、みんな喜ぶから、にらみ合いとかしようぜ」と提案されていたそうで「登場順がわりと離れてたから、先に出た僕は途中からUターンして、平田さんをにらみつける謎の動きを強いられました」とボヤいた。一方で「でも、おかげさまで、けっこうネットニュースになったみたいで。さすが先輩、貪欲だなと思いました」と尊敬の念を込めて語った。

「ONE PIECE FILM RED」“フィナーレ大宴”の様子。後列左からチョー、山口由里子、山口勝平、矢尾一樹、宝亀克寿。前列左から岡村明美、名塚佳織、田中真弓、中井和哉、大谷育江。

「ONE PIECE FILM RED」“フィナーレ大宴”の様子。後列左からチョー、山口由里子、山口勝平、矢尾一樹、宝亀克寿。前列左から岡村明美、名塚佳織、田中真弓、中井和哉、大谷育江。[拡大]

山口由里子は田中、大谷と一緒に豪華なソファーで飲食付きというVIPな環境にて「FILM RED」を鑑賞したことを述懐。「『セレブになってみよう!』と言って女子会をしたんですよ。映画が始まる1時間前から、ちょっとお酒を飲みながら待ってたら、ふらっときてしまって。ソファーで気持ちよくなって……目が覚めたら、すごいシーンだった。あんな幸せな日はないです。忘れられない」と、ぜいたくな環境で観たものの、途中で寝てしまったことを明かして、会場を和ませた。大谷が「みんなで行こうよ!とグループLINEで誘ったら男性は誰も反応してくれなかった!」と暴露する一幕も。中井は「庶民は行っちゃいけないと思ってた。セレブな女子会だと思ったから」と素知らぬ顔で言い訳して笑いを誘った。

サンジのセリフを披露する名塚佳織(左)。

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左から名塚佳織、田中真弓、中井和哉。

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イベントでは声優陣が自分とは違うキャラクターのセリフを発するコーナーも。田中がジンベエの「魚人空手! 鮫肌掌底!」をモノマネの雰囲気で披露すると拍手喝采。チョーはチョッパー、山口由里子はフランキー、山口勝平はロビン、岡村はブルック、大谷はウソップ、矢尾はナミ、宝亀はルフィ、名塚はサンジのセリフを担当した。中井は田中から「青二のジャニーズですよ」と茶々を入れられながら、ウタの「みんな! やっと会えたね! ウタだよ! ごめん……ちょっと感動しちゃった……」というセリフを元気に張り上げ、周囲は「かわいい!」と絶賛。中井が「僕を見ないでください」と照れる中、名塚は「素晴らしいです」、田中は「これは一等賞」と褒めちぎった。

シャンクスのセリフをふざけた様子で披露してツッコまれる田中真弓(中央)。

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また田中が「それを奪うつもりなら、、、、死ぬ気でこい!!」というシャンクスのセリフを、声色を寄せずにふざけて披露し、山口勝平と中井からツッコまれる場面も。周囲から「本気でやって!」と求められ、2度目は本気の声色で挑戦。田中は恥ずかしそうに「これぐらいで勘弁してください!」と話していた。

再び山口勝平(手前左)と中井和哉(手前右)を特効スタッフに見立てて「俺たちの“仲間だー!”」」と声を上げる田中真弓(中央)。

再び山口勝平(手前左)と中井和哉(手前右)を特効スタッフに見立てて「俺たちの“仲間だー!”」」と声を上げる田中真弓(中央)。[拡大]

反応しない山口勝平(手前左)と目を合わせる田中真弓(中央)。

反応しない山口勝平(手前左)と目を合わせる田中真弓(中央)。[拡大]

イベントの最後、田中は山口勝平と中井を特効の2人に見立てて「特効さん、大丈夫ですか? いつものでいきますからね。最後の舞台挨拶ですから」と、武道館でのやり取りを再現。「今日来てくれたみんな、そしてライブビューイングで観てくれたみんなは、俺たちの“仲間だー!”」と声を上げるが、山口勝平と中井は反応せず。田中は仕切り直して「開幕だー!」と因縁のきっかけゼリフを張り上げ、期待に答えつつ、明日の終映に向けて「もうすぐ閉幕だー! そして宴だー!」と叫び、イベントを締めくくった。

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(c)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

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中井さん可愛い❤️ https://t.co/mW2Ui3WvKT

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