特効薬の副作用は特定の人を忘れること、谷口雄一郎の「あのこを忘れて」3月公開

「ゆびわのひみつ」の谷口雄一郎が監督を務めた「あのこを忘れて」が東京の池袋シネマ・ロサで3月11日に公開される。

特定の人を“忘れる”副作用を持ったある病気の特効薬が登場する本作は、2組の男女を軸に展開する物語。長年、瀬戸幸也に片思いしていた林美琴は、別れた恋人を忘れた幸也に、自分が恋人だったと嘘をついてしまう。一方、長門浩次朗は妻の千紗が亡くなった最愛の子供を忘れたことから、子供がいなかったことにする。平穏な暮らしを続ける2組の男女。しかし、少しずつ歪みが生まれていく。

保坂直希が恋人の記憶をなくした幸也、相馬有紀実が美琴を演じ、石橋征太郎と木村梨恵子が悲しみを背負った夫婦役で出演。また紫藤楽歩、中村更紗、壷田大貴、白畑真逸もキャストに名を連ねた。現在YouTubeでは予告編が公開中だ。

「あのこを忘れて」は2週間レイトショー上映される。