本作は、青春時代を過ごした銀平町に一文無しで帰ってきた映画監督・近藤猛が、映画好きなホームレスの佐藤や、小さな名画座“銀平スカラ座”の支配人・梶原と出会い、アルバイトを始めることから物語が展開する。小出が近藤、
応援コメントを寄せたのは、東京・新宿武蔵野館、シネマ・チュプキ・タバタ、埼玉・川越スカラ座、群馬・シネマテークたかさき、新潟・市民映画館シネ・ウインド、長野・松本CINEMAセレクト、上田映劇、長野相生座・ロキシー、愛知・シネマスコーレ、広島・サロンシネマ、シネマ尾道、宮崎・宮崎キネマ館の12館。「銀平町シネマブルース」のロケ地となった川越スカラ座の番組編成・イベント・SNS担当である飯島千鶴は「こんなにリアルな映画館映画、観たことない!」と絶賛している。
また本作と川越スカラ座がコラボレーションしたTシャツの販売も決定。1月14日に東京・新文芸坐で開催の「城定秀夫シネ祭り」で先行販売されたのち、公開中は一部劇場で販売される。
「銀平町シネマブルース」は、2月10日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。YouTubeでは予告編が公開中だ。
西島新(新宿武蔵野館 / 番組編成担当)コメント
毎日の様に来て下さる常連の方、ふらっと寄って下さる方、タイムテーブルに合わせて細かく日程を組んでハシゴして下さる方、監督や役者を目指しながら「いつかこの劇場で自分の作品を…」と想いながら通って下さる方…ミニシアターって、本当に色んなお客様が来て下さる場所だと思うんです。そんな正に“銀平スカラ座”のような劇場でありたいと想いながら、本日も劇場でお待ちしております。
柴田笙(シネマ・チュプキ・タバタ)コメント
日常の中、街の中にあり、全ての人をバラバラのまま包み込む映画館。同じ体験を味わう人同士の映画愛が、一つの空間を確かに作る時間。本当に素敵な、無くしてはならない場所です。鑑賞後は映画館の者としてぐるぐると、映画館のこれからについて考えてしまいました。
飯島千鶴(川越スカラ座 / 番組編成・イベント・SNS担当)コメント
こんなにリアルな映画館映画、観たことない! 映画に登場するほとんどの映画館は焼けるか潰れるかなのでどちらにもならないだけでもありがたいのに、映画愛、人間愛に満ちた傑作が自分の劇場で撮られたというこの上ない喜び。個人的には、劇中映画のクオリティの高さもツボです。
小林栄子(シネマテークたかさき / 支配人)コメント
「こんなんでやっていけるんですか?」とスタッフに冷笑されても、借金返せなくても、すぐにでもやめたいと思ってても、映画館を続けていく支配人。続けることは大変だ。だけど、続けていけば、“映画館”が誰かの特別な場所になっていく。だから余計やめるにやめられなくなるのだ。映画に絆されてしまったズブズブな愛すべき映画狂たちのブルースをぜひとも思い入れのある映画館でご覧いただきたい!
井上経久(新潟・市民映画館シネ・ウインド / 支配人)コメント
近藤や梶原支配人、足立さん&大崎さん、ホームレスの佐藤さんや常連さん、地元ファンたちが、大きさや距離は違えど銀平スカラ座を中心に回っている太陽系のような映画です。それぞれが引力を持ち、でも誰もが愛しい我が町の映画館のことを考えている。私たちはどうなのだろう。受付でお客様に聞いてみたくなりました。
宮嵜善文(松本CINEMAセレクト / 代表)コメント
高校生の時、「行ってきます」と家を出て向かうは映画館。映画を観るわけでもなくロビーに出入りする一癖も二癖もある大人たちと一日中過ごしたリアル「銀平町シネマブルース」の日々。映画館が好きになればもっと映画が好きになる。
原悟(上田映劇 / 番組編成)コメント
そう!「映画がないと死んでしまう!」という人種は本当にいるのだ。本作に登場するすべての人を知っているし、きっとここには私もいるのだろう。「この映画で入らないなんて世も末だね!」なーんてならぬよう、愛すべき街のみんなと本作を心ゆくまで堪能したい。映画が、そして映画館という場所があって本当に良かった。
田上真里(長野相生座・ロキシー / 支配人)コメント
映画を観ながら、「当館も個性ゆたかな常連客の皆さんに支えられているなぁ。幸せだなぁ。」と今ある現実を改めて、再確認させてくれる素晴らしい映画だと思いました。キャストも演出もすべてが哀愁溢れてますね。。。しみじみしました。ちなみに、梶原支配人(吹越さんが演じる)のような支配人は、確かに20年以上前はいたように思います。とても危なっかしい(笑)、だけど、自由さや寛大さ、見習いたいと思います。
坪井篤史(シネマスコーレ)コメント
こんな映画が観たかった、こんな映画館の話が観たかった、こんなミニシアターの話が観たかった。城定さんがみんな叶えてくれた。いまおかさんの脚本素晴らしかった。僕の心の親友・宇野くんのお芝居とっても素晴らしかった。最高最強のミニシアター讃歌です。
蔵本健太郎(サロンシネマ / 支配人)コメント
大切なこと思い出した。クスッと笑った。気持ちが前向きになった。それって、良い映画ってことだ。僕だって、映画と映画館に救われたんだ。こんな、みんなの映画館でありたい。
河本清順(シネマ尾道 / 支配人)コメント
自分たちの物語を観ているようで、こそばゆくもあり、愉快でもあり、心にグサグサ突き刺さった。これからどんな時代に変わっても、映画館という最後の砦は存在し続けてほしい。この映画がたくさんの人の心にも刺さってほしい。いや、絶対に刺さるはず。
喜田惇郎(宮崎キネマ館 / 支配人)コメント
映画の中のスカラ座のように、全国各地の名画座・ミニシアターがいつまでも在り続けますように。コロナの時に真っ先に連絡をくださった日高七海さん、劇場の支援のためにと、ごめんさんとの共作で作成いただいたイラストは日高七海さんが当館のカウンターに佇んでいるものでした。その節はありがとうございました。まさかの実写化に驚いています(笑)。
ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
「銀平町シネマブルース」全国のミニシアター12館から応援コメント到着、予告編も
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