谷崎潤一郎が1956年に発表した小説「鍵」が、「れいこいるか」の
「鍵」は老夫婦の日記から性の深奥を描きだす作品で、過去には市川崑・神代辰巳・池田敏春らによって映像化されてきた。舞台を現代に置き換えた今作では、ユーモアあふれる目線で“老人の性”から“夫婦愛”に変容させた物語がつづられる。脚本はいまおかに加え、彼と「真夏の果実」でタッグを組んだ松本稔が執筆する。
吹越は余命宣告を受けた主人公・剣持を演じ、「海の沈黙」で知られる菅野は歳の離れた妻・郁子役で出演。「愛のぬくもり」以来2度目のいまおか組への参加を果たす小出は、物語のキーパーソンとなる木村に扮する。いまおかは「妻を抱きたい。ただそれだけのために愚かなことを繰り返す。涙ぐましくみっともなくそれでも必死に生きようとする人たち。あんたらもアホやけど俺もアホや。お互い悶絶してどんでん返ししましょう。撮影が楽しみでしかない」とつづった。吹越ら3名のコメントは後掲の通り。
「
吹越満 コメント
どちらかというとMの僕が思いきりMのおじさんを演る映画の撮影が始まります。
かなりタイトなスケジュールでかなりのシーンを撮るみたい。
これは大変ではありますが、Mの俳優にとって楽しみではあるわけです。
菅野恵 コメント
原作の艶かしさに怯みそうになりながらオーディションを受けたのですが、頂いたシナリオはその雰囲気ともまた違い、新たな「鍵」としておかしみと温もりのある作品になっていると感じました。いまおか監督のもと、どんな風にシーンが立ち上がっていくのか今からとてもワクワクしています。
小出恵介 コメント
いまおか組再び! 木村役の小出恵介です。
前回とは違うしっとり、大人な世界観が台本から薫ります。
不思議なキャラクターばかりの中、果たして木村は何を担うのか…。現場でのいまおか節も併せて、楽しみにさせて頂く次第です!
吹越さんとは銀平町ぶり! 非常に、非常に楽しみにしております 沢山振り回してもらおう!!
いまおかしんじ コメント
妻を抱きたい。ただそれだけのために愚かなことを繰り返す。涙ぐましくみっともなくそれでも必死に生きようとする人たち。あんたらもアホやけど俺もアホや。お互い悶絶してどんでん返ししましょう。撮影が楽しみでしかない。

朝日映劇・あさひえいげき @asahi_eigeki
情報解禁ですね。
未だに
「れいこいるか」のいまおかしんじ
と言われる事は製作者として幸せでしかない。
いまおかしんじが谷崎潤一郎「鍵」を映画化、吹越満・菅野恵・小出恵介の共演で来年公開(コメントあり) https://t.co/xLvjnrn7Yq