原作・
娘に関心のなかった父親を主人公とした本作。ある夜、イラストレーターの和真が接待で飲んでいると、買い物に出た妻・小百合が事故に遭って入院してしまう。和真は朝まで居酒屋で寝込んでしまい、3歳の娘・ひなは警察によって児童養護施設に引き取られることに。ひなを自宅に連れて帰ることを許されず、妻の意識も戻らないまま自暴自棄になる和真だったが、次第に自分を見守ってくれる人たちの存在に気付き、娘との絆を取り戻す決意をする。
映画公開に向け、中田と武田からコメントが到着。あわせて解禁されたポスタービジュアルには「子どもが生まれても、僕は父親になれなかった──」とキャッチコピーが添えられている。
中田博之 コメント
「本当の父親とは…」
そんな疑問が湧いてきたのは、生まれたばかりの息子の寝顔を見ている時でした。
経済的に支えるのが本当の父親なのか?
別の意味での父親となりうる条件があるのか?
こんな問いが頭の中を巡っている頃に、「この小さな手」の原作と出会いました。
そして「本当の父親とは何か?」という問いの答えを探したいと思い、実写化を企画した次第です。
皆様、ぜひこの映画に触れて、毎日めまぐるしく過ぎていく中で、家族を想う時間を少しでも持って頂けたら幸いです。
武田航平 コメント
この作品は「立派な父親の物語」ではありません。
失敗や挫折を繰り返す普通の男が、必死に娘と向き合おうとする物語です。
父親はなんでも出来るスーパーヒーローのような存在だと思っていました。
しかし、自分自身が結婚し、家族を守っていかなければと思いながらも、さまざまな葛藤や焦りに悩まされることがあります。
自分の両親や友人たちも、こうして毎日踏ん張ってもがいて、家族のために生きているんだということがわかりました。
僕が演じた“和真”は、父親になり切れないダメな自分に負けそうになりながら、
それでも逃げ出さずに家族のために生き抜こうとします。
作品をご覧いただいた後、ぜひ、大切な人の手を取ってみてください。
きっと本当の幸せとは何なのか、気づくことが出来ると思います。
武田航平の映画作品
リンク
ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
武田航平の主演作「この小さな手」公開、父親になれなかった男が娘との絆を取り戻す(コメントあり)
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