純朴な青年が快楽にまみれた世界へ、セザール賞で最多7冠「幻滅」予告

第47回セザール賞で作品賞など最多7冠に輝いたフランス映画「幻滅」の公開日が4月14日であることが明らかに。予告編がYouTubeで解禁された。

小説家オノレ・ド・バルザックの「幻滅 ― メディア戦記」を実写化した本作は、現代でいうフェイクニュースやステルスマーケティングが横行していた19世紀フランスのメディアの状況を鋭く描く社会派ドラマ。予告編では、詩人としての成功を夢見て田舎からパリにやってきた純朴な青年リュシアンが、生活のため新聞記者として働くようになり、当初の目的を忘れて欲と虚飾と快楽にまみれた世界に身を投じていく様子が映し出されていく。

リュシアンを「Summer of 85」のバンジャマン・ヴォワザンが演じ、駆け落ち同然でリュシアンとパリにやってくる貴族の人妻・ルイーズにセシル・ド・フランス、リュシアンの先輩として彼を教育するジャーナリストにヴァンサン・ラコスト、誠実にリュシアンを見守る作家・ナタンにグザヴィエ・ドランが扮した。

なお本作の前売り券が上映劇場窓口、メイジャーオンライン、ムビチケ販売サイトにて販売中。メイジャー前売り特典としてオリジナルポストカード2枚セット、ムビチケ前売り特典としてオリジナルスマホ壁紙が購入者に贈られる。

グザヴィエ・ジャノリが監督を務めた「幻滅」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。

※「幻滅」はR15+指定作品