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「アバター」から約10年が経った惑星パンドラが舞台の本作。会見には、監督の
イベントは映画をイメージしたオリジナルのイルカショーで幕開け。キャメロンは「とても素晴らしかった! 知性的で人とコミュニケーションが取れるイルカが大好きなんだ。映画に出演してほしいね」とコメントする。ワーシントンは日本語で「ありがとう!」とはにかみ、サルダナは「日本が大好きなの」、ウィーバーは「生涯見てきたショーの中で一番エキサイティングでした」、ラングは「プロモーションでいろんな国を回ってきたけど、こんなに笑顔になれたのは日本が初めてだよ」と、それぞれイルカショーを楽しんだことを明かした。
世界各国のメディアから高い評価を受けている本作について、キャメロンは「まずは美しい世界を愛してほしい。そして、前作以上の感情的な旅路を楽しんでほしいね」と述べる。続けて、「『アバター』の続編を2年ずつ、数本作ることを構想している。続編の第1章では最新の技術、世界観、登場するクリーチャー、素晴らしい役者たち、すべてにおいて入念な準備をしてきた。ワクワクする映像体験が待っているよ」と自信をのぞかせた。
本作では、元海兵隊員ジェイク・サリーと先住民“ナヴィ”の女性ネイティリ、その子供たちからなる家族の物語が描かれる。ジェイク役のワーシントンは「2人のラブストーリーの先にある子供たちが登場する。若い彼らの目を通して、いろいろなストーリーを体験してほしい」とコメントした。
ネイティリ役のサルダナは「家族を持った彼女とジェイクにはさらなる危険が及ぶことになる。私自身、そしてネイティリも母親になる前は恐れ知らずだった。けれど、母親になると自身よりも深く愛する者たちのことを常に心配してしまう。子供たちは本当にかわいらしいし、今回は“家族”という要素が加わったことで、より感情的な作品になっていると思う」と述懐する。
また今作でナヴィの14歳の少女・キリ役に挑戦したウィーバーは「最新の技術によって生まれたキャラクターに、私たちは演技のエッセンスを与えるだけ。3、4年くらい準備期間があったので、自分の14歳の頃を思い出し、子供たちをたくさん観察した」と振り返り、「もし今、ここにキリがいたらイルカショーをものすごく楽しんだと思う」と頬をゆるませた。
人間からナヴィに転身したクオリッチを演じたラングは「キリからは柔らかい光、ジェイク・サリーとネイティリからはもっとすごい光があふれ出ている。その光を目立たせるためには暗闇が必要なんだ。クオリッチはまさにその役を担っている」と分析する。公開を待つ日本のファンへ「彼らの光と暗闇がどのように交わっていくのか、ぜひ冒険を楽しんでほしい」とアピールした。
映画ナタリーでは、このあと開催されるジャパンプレミアの様子もレポートする。
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」は12月16日に全国でロードショー。
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