無理無理…「転スラ」ファンのトム・ブラウンみちお、映画出演の話にうれしいよりも引く

「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」の大ヒット記念舞台挨拶が本日12月7日に東京・新宿ピカデリーで行われた。

イベントにはリムル＝テンペスト役の岡咲美保、トワ役の福本莉子、ヴィオレ役の富田美憂、鉱員役のトム・ブラウンが出席した。富田は「出演前から知っていた作品だったので、ついに出られる！といううれしさがありました」と本作への参加を喜ぶ。福本は「見た目も声もかわいらしい」とヴィオレの印象を伝え、「トワとしてはヴィオレと関わることがあったので共演できてよかった」と続けた。

トム・ブラウンのみちおは「まったくお金がないときに人生を彩ってもらった作品なので、このお話をいただいたときはうれしいよりも引きました。無理無理、やめてやめて……と思って」と素直な気持ちを口にする。2人の演技を岡咲が「素晴らしかったです」「あまりに自然」と評価すると、みちおは「うれしいなあ!! 生きててよかったー！」と歓喜し、福本の「（2人の声が）転スラの世界になじみすぎていて気付けなくって」との言葉には布川ひろきが「なじんでいたのならうれしいです」と返した。

最後にみちおは「『最高』の一言なので、何も考えずに楽しんでください！ レッツゴー！」と、布川は「僕らのしゃべってるところを見逃さないでください」と挨拶する。福本は「笑えるシーンも泣けるシーンも、見どころがいっぱいあります」とアピールし、富田は「ヴィオレは初登場なのでどんな子なのか楽しんで」と観客に語りかけた。そして岡咲は「大ヒット記念ということで、こういうステージに立ててありがたいですし、リムルも大ヒットだ！と喜んでると思います」と声を弾ませ、イベントを締めくくった。

菊地康仁の監督作「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」は全国で公開中。