「百花」主題歌を歌うのはバーチャルアーティスト・KOE、Yaffleがプロデュース

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菅田将暉と原田美枝子がダブル主演を務めた「百花」の主題歌が決定した。

KOE

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「百花」本ポスタービジュアル

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川村元気が自身の小説を自ら監督として映画化した本作は、記憶を失っていく母と、思い出をよみがえらせていく息子の物語。息子の葛西泉を菅田、母の葛西百合子を原田が演じた。泉の妻・葛西香織に長澤まさみ、百合子の「秘密」を知る男・浅葉洋平に永瀬正敏が扮している。

「百花」

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主題歌「Hello, I am KOE」を歌うのは、劇中にも登場するバーチャルアーティスト・KOE。「Hello, I am KOE」を制作したYaffleは「お題を聞いた時、とても面白そうだと思いましたし、光栄でした。今の時代ならではのテクノロジーとの向き合い方を自分なりに表現しました」とコメントしている。「Hello, I am KOE」を収録した同名のEPは9月7日にリリースされる。

「百花」は9月9日より全国でロードショー。

川村元気 コメント

川村元気 (c)Yamano Kazuma

川村元気 (c)Yamano Kazuma[拡大]

人間の記憶とはなにか?
問いかけを続けながら、その正体に迫る映画を作りたいと思っていました。
その時に、「音楽の記憶を集めて作るアーティスト」が映画の中に現れて欲しいと考えました。
菅田将暉演じる泉が、目の前で記憶を失っていく母を目の当たりにしながら、仕事においては記憶を集めて作るアーティストと向き合っている。覚えていくことと、忘れていくこと。そのコントラストの中に「人間とは何か」を浮かび上がらせたいと思ったのです。
そして、Yaffleを中心とした気鋭のアーティストたちに「記憶のアーティスト・KOE」を創造してもらいました。
主題歌となった楽曲「Hello, I am KOE」はどこか懐かしく、儚く、人の記憶を辿るような美しさに満ち溢れており、映画の世界を何倍にも広げてくれました。

Yaffle コメント

YAFFLE(by ROB Walbers)

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お題を聞いた時、とても面白そうだと思いましたし、光栄でした。間違いなく音楽もテクノロジーの進化と共にアップデートされてきたものですし、今後もそうだと思います。ただ、音楽で機械を表現するうえで使い古された、従来の「テクノロジー進歩と共に歩む」というありきたりなものではなく、今の時代ならではのテクノロジーとの向き合い方を自分なりに表現しました。また、今回のように複数のアーティストで、存在しない1人のアーティストをつくりあげるというプロジェクトは後にも先にも無いんじゃないかと思うので、とても貴重な経験でした。

菅田将暉 コメント

菅田将暉 (c)綾野剛

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洗練されていながら、何かが欠けているような、何かを探しているような切なさを感じました。
記憶を辿る物語がまた何層にも膨れ上がる楽曲だと思います。

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(c)2022「百花」製作委員会

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katsuΣ! 菅田将暉 推し★沖縄代表 @katsumiisa

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