日活ロマンポルノ50周年記念プロジェクト「ROMAN PORNO NOW」の第2弾「
鳴かず飛ばずの地下アイドル・ミサがSMの世界に目覚めてゆく過程を描いた「愛してる!」。ミサを
高嶋が演じたのは、SMクラブ「Hentai Shinshi」の常連客。ミサの才能を見出しサポートしていく人物で、役名も“高嶋政宏”だ。プライベートでもSM好きであり、エッセイ「変態紳士」の著書でもある高嶋は「愛してる!」の企画監修も担当。彼の紹介により、大阪と東京を中心に活動している緊縛師の蒼月流(あおつきながれ)もSM監修として参加した。
高嶋は「第一回目の会議の時、一般の人たちが抱いてるSM BARと実際のものがどれだけ違うかの思いの丈を喋りまくってしまいました」「監督、脚本家、プロデューサーとすぐにお店に行く日にちを決め、絶対の信頼を置いてる指導者と引き合わせ、僕の話とあわせてSMの真髄を聞く会を催しました」と回想。白石は「クライマックスのひとつである高嶋さんのあるシーンは、感動と笑いの波状攻撃にノックアウトされること必至です」と述べている。
「愛してる!」は9月30日より全国で順次公開。
※「愛してる!」はR18+指定作品
※高嶋政宏の高は、はしごだかが正式表記
高嶋政宏 コメント
ロマンポルノ作品のオファーを受けたときの感想
そっから来たか!というのが最初の感想ですが、それよりも私とSMを題材にどんな風に映画にするのか?の興味の方が大きかったですね。
出演のみならず、企画監修として携わった感想
いや~最初は人生初の、自分がSM映画の企画に携わる!興奮で浮かれてましたが、すぐに、いつもお世話になってる歌舞伎町の皆さんに恥じない作品を作らねばのプレッシャーが押し寄せ、第一回目の会議の時、一般の人たちが抱いてるSM BARと実際のものがどれだけ違うかの思いの丈を喋りまくってしまいました。とにかく僕がいつも接する人たちは間違いなく観るわけで、監督、脚本家、プロデューサーとすぐにお店に行く日にちを決め、絶対の信頼を置いてる指導者と引き合わせ、僕の話とあわせてSMの真髄を聞く会を催しました。まぁ、それだけ企画や、内容に携わるという事は大変なことなんだなとつくづく思い知りました。
白石晃士 コメント
高嶋政宏さんは紳士かつ真摯で、少年のように純粋な好奇心とプロフェッショナルな厚みとユーモアを兼ね備えており、お仕事をご一緒することは非常に刺激的で興奮しました。クライマックスのひとつである高嶋さんのあるシーンは、感動と笑いの波状攻撃にノックアウトされること必至です。そんな高嶋さんの監修を受け、そのSMへの情熱に突き動かされて、楽しく激しく燃え上がる映画を作り上げました。どうぞお楽しみに。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
高嶋「第一回目の会議の時、一般の人たちが抱いてるSM BARと実際のものがどれだけ違うかの思いの丈を喋りまくってしまいました」/高嶋政宏が「愛してる!」にSMクラブの常連客役で出演、緊縛師を紹介 - 映画ナタリー https://t.co/YEcmcFcZeO