日活ロマンポルノ50周年記念プロジェクト「ROMAN PORNO NOW」の第2弾「
本作は、鳴かず飛ばずの地下アイドル・ミサがSMの世界に目覚める過程を捉えたフェイクドキュメンタリー。舞台挨拶にはキャストの
ミサ役の川瀬は、本作で映画初主演を果たした。彼女は「夢の中?と思いました」と出演が決まったときの心境を伝え、「こんなにお芝居に対して真摯に向き合う機会をもらったのは初めて。この作品を通して私はこれからも女優として生きていこうと決めました」と力強く語った。
SMラウンジのオーナーを演じたryuchellは、白石から直々にオファーを受けたそう。ryuchellは「『僕に映画!?』と驚いたけれど、いざ演じてみたら楽しくて。心の奥にいる自分を引き出して表現できたと思う」と手応えを感じたと明かす。企画に携わり本人役で出演もした高嶋から「次はもっとすごいものを」と提案されると、ryuchellは「これよりハードになったら考えます!」と返していた。
最後に白石は「女優陣が肌を晒して向き合ってくれた作品で、彼女たちのがんばりに見合うようにしなければいけないと、これまでで一番責任感を持って作った映画です」と本作をアピール。そして「彼女たちの輝きが映った映画であり、久々に私が作った人が死なない映画でもあります」と作品の出来に自信を見せた。
「愛してる!」は全国で上映中。11月には第42回ハワイ国際映画祭でもスクリーンにかけられる予定だ。
※「愛してる!」はR18+指定作品
※高嶋政宏の高は、はしごだかが正式表記
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羽生生 純『コワすぎ!』『ライフに火をつけて』 @hanyunew
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