豊田利晃「生きている。」予告公開、渋川清彦が神社の階段を駆け上がる

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豊田利晃が監督、渋川清彦が主演を務める短編映画「生きている。」の予告編と新ポスタービジュアルが解禁となった。

「生きている。」新ポスタービジュアル

「生きている。」新ポスタービジュアル

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「狼煙が呼ぶ」「破壊の日」「全員切腹」からなる「狼蘇山」シリーズで知られる豊田。その新作とも言える「生きている。」は、和歌山・新宮の神倉神社で毎年2月に行われる伝統の火祭り・御燈祭り(おとうまつり)にインスパイアされた作品だ。祭りに松明を持って現れた男が騒動を起こす18分の物語がつづられる。

「映画『生きている。』ワールドプレミア公開イベント」ビジュアル

「映画『生きている。』ワールドプレミア公開イベント」ビジュアル[拡大]

YouTubeで公開された予告編には、渋川扮する男がふんどし姿で神社の階段を駆け上がるさまが収められた。このカットは本編には登場しない別テイクの映像となっている。エンドクレジットの楽曲を担当した切腹ピストルズの総隊長・飯田団紅、作品を鑑賞した映画ライター・森田まほのコメントは以下に掲載した。

「生きている。」は、7月24日に東京・渋谷のWWW Xで開催されるワールドプレミア公開イベントで上映。同イベントでは、渋川と豊田の舞台挨拶のほか、イッセー尾形による一人芝居、切腹ピストルズや向井秀徳によるライブが行われる。価格は1ドリンク代別の税込7240円。チケットは豊田組ショップで販売中だ。

映画「生きている。」ワールドプレミア公開イベント

2022年7月24日(日)東京都 WWW X
開場 17:00 / 開演 18:00
<出演者>
豊田利晃 / 渋川清彦 / イッセー尾形 / 向井秀徳 / 切腹ピストルズ

飯田団紅(切腹ピストルズ 総隊長)コメント

「いきいづ」というのは「生き出づ」だ。古語で「死んだと思われたものが生き返る」とか「正気に返る」という意味で、源氏物語にも出てくるような言葉だ。
死ぬときに詠む「辞世の句」の反対、生きよう!と思う時の句(それを宣言と呼ぼう)にしようと決めた。

森田まほ(映画ライター)コメント

ふんどし姿の渋川清彦が咆哮を上げた瞬間、頭のてっぺんから雷がズドンと落ちた。
嫌なことありゃマスクの下で小さく舌打ち、そんな日常に爆音で響いた18分間の強烈な目覚まし時計。
ウジウジ文句言ってないで、もっと声上げて、真剣(マジ)で生きていけ!
豊田組のエネルギーに目ん玉こじ開けられた私は、胸の鼓動を感じながら生きはじめたのじゃ!!

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読者の反応

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科学忍者隊codちゃん @codchan

2年前のこの短編観る機会ってあるのかな。ケイタネバーダイがアマプラで観れるんだからワンチャンあるか

豊田利晃「生きている。」予告公開、渋川清彦が神社の階段を駆け上がる https://t.co/ljeeTw92d0

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