「モエカレ」岩本照は“強男”と生見愛瑠が称賛、浮所飛貴はジャニーさんへの思い語る

「モエカレはオレンジ色」の公開記念舞台挨拶が本日7月9日に東京・丸の内ピカデリーで行われ、キャストの生見愛瑠、鈴木仁、上杉柊平、浮所飛貴（美 少年 / ジャニーズJr.）、古川雄大、藤原大祐、永瀬莉子、監督の村上正典が登壇した。

玉島ノンのマンガを実写化した本作では、真面目な消防士・蛯原恭介と“ぼっち”の女子高校生・佐々木萌衣の不器用な恋が描かれる。岩本照（Snow Man）が蛯原、めるること生見が萌衣に扮した。なお主演を務めた岩本はコロナ陽性の診断を受け、本日の舞台挨拶は欠席となった。

公開を迎えた心境について、生見は「皆さんに観ていただいたと思うとドキドキしますね。私のおじいちゃん、おばあちゃんも観に行ってくれて『すごくよかったよ』と褒めてくれました」と語る。村上は「本当にいいメンバーに恵まれて、こうやって皆さんに観ていただけるのが幸せです」と喜びを明かした。

イベントでは、スペシャル企画として「モエカレコアクイズ」が実施された。劇中に登場する“明星消防署”のエンブレムの動物を問われると、ほかのキャストが苦戦する中、浮所が「はやぶさ！」と回答し見事正解。「うれしい！ ありがとうございます！」と満面の笑みを見せる。賞品として、玉島による描き下ろしイラストをゲットすると「かわいい！ 玄関に飾ります」と大喜びの様子だった。

座長である岩本に関して、生見は「（岩本は）絶対に椅子に座らない。ダウンも着ないし、“強男”って感じでした。訓練も、筋肉痛にならないと言っていて、すごいなと思いました」と述懐。浮所は「昨日朝6時くらいに照くんからメールが来た。『今日公開だね、消火器、消火器、消火器（の絵文字）』みたいな（笑）。それがうれしかったですし、楽しみにしてたんだなって。今日はジャニーさんの命日でもあるので、ジャニーさんにも観てほしいなと思っています」と伝える。

上杉は「（岩本と）頻繁に連絡を取るんですけど、思った以上に絵文字が多くて、かわいい（笑）。『連れて行きたいところがあるんだ』とか突然来るのでドキドキします」と明かした。

登壇が叶わなかった岩本からの手紙をMCが代読する場面も。岩本は「撮影期間から公開日まではあっという間で、みんなと楽しく駆け抜けた青春のような時間は、僕のかけがえのない宝物です。キャストのみんなも、スタッフの皆さんも、公開まで楽しみに待ってくれていたファンのみんなも、いつもいつもたくさん支えてくれて本当にありがとうございます。僕は幸せ者です。みんなのことが大好きです」とつづった。

最後に鈴木は「座長のコメントが素晴らしかった。この映画でも、岩本くんのかっこよさ、強さが観られるのではと思う。SNSで声を届けたり、この映画を皆さんでさらに盛り上げていただけたらうれしいです」と述べる。生見は「消防士さんのかっこよさにキュンキュンしていただけると思うので、たくさんの方にモエカレを愛していただけたらいいなと思います。これからもモエカレをよろしくお願いします」と呼びかけ、イベントを締めた。

「モエカレはオレンジ色」は全国で公開中。

岩本照 手紙全文

チームモエカレを観に来てくれたファンの皆様へ。「モエカレはオレンジ色」公開おめでとうございます。公開を迎え、本日までみんなで盛り上げてこられてよかったです。そして本当にごめんなさい。健康第一って思って過ごしていたのに、有言実行できなかったのが、この場にいれないことが悔しいです。心配かけましたが、僕は元気なので安心してください。撮影期間から公開日まではあっという間で、みんなと楽しく駆け抜けた青春のような時間は僕のかけがえのない宝物です。キャストのみんなも、スタッフの皆さんも、公開まで楽しみに待ってくれていたファンのみんなも、いつもいつもたくさん支えてくれて本当にありがとうございます。僕は幸せ者です。みんなのことが大好きです。また、みんなに会えるのを楽しみにしています。そして、今の僕がこのお仕事をできているのも、ジャニーさん、あなたと出会えたからです。今も空から「岩本、イカしてるよ」って言ってくれてると信じています。これからも見守っていてください。みんなで作ったこの愛のあふれる作品が、1人でも多くの人に届いて、その方の支えになれることを願っています。今年の夏は、みんなでモエカレ。よろしくお願いします。最後に新堂キャプテン、誕生日おめでとう。素敵な1年にしてください。

蛯原恭介役・岩本照