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本作では、広島を舞台に風変わりな少女・あみ子の行動が周囲の人々を変えていくさまが描かれる。オーディションで見出された大沢があみ子を演じ、あみ子の両親役で井浦、尾野が出演した。
大沢に惹かれた部分について森井は「とっても元気で、素直で嘘をつかないところ。あみ子に必要だと思っていた、優しいところがあった」と説明。井浦は「監督が『“あみ子像”を一菜が超えてしまった』と言っていたのが印象的でした。俳優が役に寄っていくことはあるけど、役が一菜に寄るというのがすごい」と称賛する。
広島でのロケについて尋ねられ、「不安はなかったですね」と即答して会場を沸かせる大沢。続けて「みんなと撮影をしていることが楽しかったです」と振り返る。尾野は「公園で四つ葉のクローバーを持ってくるシーンで、(大沢が)ダンゴムシを持ってきた(笑)。一緒にいろんないたずらをして遊んだのがいい思い出です」と撮影時のエピソードを明かした。
井浦は「いつも一菜が、座長としてあみ子のペースで(現場を)作ってくれた。あみ子が途中で力尽きて寝たら撮影が止まる。起きたら再開したり。“あみ子時間”で過ごしていました」と述懐。また「最初の3日間、スケジュールの都合でスチルカメラマンが来られなかった。みんなのインのタイミングを残せないのが惜しくて、自分がカメラで撮っていました」と明かした。大沢は「黒板に落書きしているところを撮られました」と笑顔を見せる。
尾野は「とにかく監督は、あみ子のことが大好き。あみ子が、ほかのスタッフのことを大好きと言うとショックを受けていた」と告白。さらに「あみ子から“お母さん”と呼ばれたかった。『尾野さんて呼んだら1万円だからね』と言って(笑)」と目を細める。大沢は「(尾野と)駄菓子屋やゲームセンターに行った。撮影が終わったらごはんを食べに行ったりしました」と語った。
先日11歳の誕生日を迎えた大沢。録音助手を務めたスタッフから、花束と好物のスイカが手渡されると、照れくさそうに「ありがとう」と感謝を伝えていた。
「こちらあみ子」は7月8日より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
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Completion screening event of new movie "Kochira Amiko" at Shinjuku Musashinokan on 20 Jun 2022; showing from 8 Jul 2022
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