保谷聖耀が手がけたネオSFサスペンス「宇宙人の画家」予告編が公開、新場面写真も

保谷聖耀の劇場デビュー作「宇宙人の画家」より、予告編と新場面写真が解禁となった。

本作は、少年の紡ぐ物語が暗黒の現実を浸蝕し、真実の光を放つディストピアから天上の涅槃へと跳躍するネオSFサスペンス。ラッパーの呂布カルマ、お笑い芸人のシソンヌじろう、作家の稲生平太郎、グラビアアイドルの桐山瑠衣らが出演した。

YouTubeで公開された予告編は、転校生オサムが陰りを秘めた少女サチと出会うシーンから始まる。また、校内でのいじめや、ホウスケが「虚無ダルマ」という陰惨なマンガを描く様子などが収められた。映像の後半では銃撃戦も確認できる。

保谷は前作「クールなお兄さんはなぜ公園で泥山を作らないのか」でカナザワ映画祭2020の期待の新人監督賞（グランプリ）を獲得し、それに伴う「期待の新人監督スカラシップ」権で「宇宙人の画家」を制作した。本作ではアニメーションも多用されており、保谷が描いた原画は6月23日より東京・アップリンク吉祥寺のギャラリーで展示される予定だ。

「宇宙人の画家」は7月2日に東京・K's cinemaとアップリンク吉祥寺、7月22日に大阪のシネ・リーブル梅田、7月29日に京都・アップリンク京都で公開。全国で順次上映される。