“米でもっとも知られていない偉大な映画監督”チャールズ・バーネットの上映が京都で

2

49

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 9 29
  • 11 シェア

アメリカの黒人コミュニティを描き続けた映画監督チャールズ・バーネットによる「キラー・オブ・シープ」「マイ・ブラザーズ・ウェディング」が、6月25日に京都・京都みなみ会館で上映される。

「キラー・オブ・シープ」ビジュアル

「キラー・オブ・シープ」ビジュアル

大きなサイズで見る(全12件)

「This is Charles Burnett チャールズ・バーネット セレクション vol. 1 in京都」ビジュアル

「This is Charles Burnett チャールズ・バーネット セレクション vol. 1 in京都」ビジュアル[拡大]

ハリウッド映画とは異なる新しい「黒人映画」を模索し、ニューヨークタイムズ紙からは“アメリカでもっとも知られていない偉大な映画監督”と評されたバーネット。今回の企画は3月に東京・ユーロライブで開催された「This is Charles Burnett チャールズ・バーネット セレクション vol. 1」に続く限定上映となる。

「マイ・ブラザーズ・ウェディング」ビジュアル

「マイ・ブラザーズ・ウェディング」ビジュアル[拡大]

「キラー・オブ・シープ」は暴動の爪痕が残る都市部のゲットーを舞台に、羊の屠殺場で働く疲れ果てた男とその家族の日常を描いた1977年の長編デビュー作。同作はベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞、サンダンス映画祭で審査員大賞を受賞した。「マイ・ブラザーズ・ウェディング」は、家族と悪友との間で揺れる主人公を通して、黒人コミュニティ内における階級の複雑さを浮き彫りにした青春譚だ。

京都みなみ会館では入れ替え制で15時半から「キラー・オブ・シープ」、17時10分から「マイ・ブラザーズ・ウェディング」を上映。劇場会員は1500円、一般は1800円となる。イベントを主催する自主上映グループ・After School Cinema Clubは、今後もバーネット作品を広く紹介する予定。さらなる上映活動に向けた資金を募るため一般料金に400円をプラスした2200円の応援料金も設定された。

この記事の画像・動画(全12件)

読者の反応

  • 2

シェイド @gas_foodlodging

“米でもっとも知られていない偉大な映画監督”チャールズ・バーネットの上映が京都で https://t.co/wRJh2b2Nyh

コメントを読む(2件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 チャールズ・バーネット の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。