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本作は人体錬成により代償を背負った錬金術師のエルリック兄弟が、失った体を取り戻すために“賢者の石”を探す旅を描いたダークファンタジー。2部作となる完結編では国家錬金術師の命を狙う傷の男スカーとの戦いが前編「復讐者スカー」で、原作の最終話までが後編「最後の錬成」で描かれる。
イベントは全国130館にライブビューイングで中継された。原作好きの観客による絶賛評と「後編が気になる」という感想が読み上げられると山田は「“原作へのリスペクトを忘れずに”をモットーに撮影に挑んでいたので、すごくありがたいお言葉。後編が気になる終わり方だよな……とは僕たちも思ってます(笑)」とコメント。「最後の錬成」はまだ完成しておらずキャストも誰も観てないそうで、本田は「まだ10分のギュッとした映像しか観ていないんです。私たちも早く後編が観たい」と期待を込めた。
現場での印象的な出来事を問われた山田は「邊ちゃん(渡邊)がBTSの曲を現場で踊ってて。めちゃくちゃ下手だったんですよ。僕の中ではだいぶハプニング映像だった。あれは踊れるようになったの?」と質問。渡邉は「もちろん」と自信を見せるが、いざ踊るように拍手で促されると「いやいや、ダメですよ。仕事がなくなると思います(笑)。山田くんの心の中だけで」と全力で拒否して笑いを誘う。また撮影期間に誕生日を迎えたという渡邉は「誰にも言わずにひっそりしてたんですけど、現場に入ったら山ちゃん(山田)がすぐさま『今日誕生日でしょ?』って紙袋を渡してくれて。わ、スターってこういう人のことか」と、そのかっこよさに痺れたそう。一方、最近誕生日を迎えた山田は「久しぶりに邊ちゃんと会ったら、スッと紙袋を渡されて『誕生日でしょ?』ってお返しされました」と仲睦まじいエピソードを披露。渡邊は「スターになりたくて。気持ちだけでも」とうれしそうに笑った。
イベントではキャスト陣がリレー形式で互いに質問。リザ・ホークアイ中尉役の蓮佛は共演シーンの多いロイ・マスタング大佐役のディーンに「とにかく現場でミット打ちをされていて。撮影の合間にボクシングと言うよりも、ボクシングの合間に撮影というぐらいの熱量。この現場特有のことなのか、 それとも(前作から)4年の間に現場で動くことを意識するように変わったんですか?」と尋ねる。ディーンは「白熱するシーンだと演技で汗をかく必要が出ることもあるじゃないですか。霧吹きをかけて助けてもらうこともある。でも、この映画では自家発電でやろうとしてました。だから汗だけは本物です」と狙いを明かす。ディーンがミット打ちしている姿について山田も「もうプロみたい。戦ったらめちゃくちゃ強いはず。すげえと思って見てました」と振り返った。
ディーンは本郷に対し撮影現場での過ごし方に関して質問。「よくスマホを持たれていたイメージなんですが、具体的には何をされてたんですか?」と尋ねると、本郷は「皆さんが役作りやトレーニングをしているのを見ながら、なるべく遠い位置でじっとしてました。僕は逆に現場で体力を使いたくないんです」とこだわりを明かす。さらに「めっちゃがんばってもギャラって変わらないじゃないですか!(笑) 為替相場とかをチェックしてます」とジョークを飛ばした。山田から長年俳優として活躍する秘訣を問われた舘は「知らないうちに長くなっちゃった」と素直に話し、「自分の中で好きな仕事をする。そして仕事をすると決めたら100%、一生懸命にやるようにしてます」と姿勢を明かす。
最後に山田は「原作好きな方が『復讐者スカー』を観ると『ここもやるんだ!』と思ってもらえるシーンがけっこうある。『最後の錬成』にも原作通りと唸ってもらえるシーンがたくさん。どこが再現、実写化されるか楽しみにしてください。そうすると、後編公開までの1カ月がよりワクワク、ソワソワする時間になると思います」とアピール。本田も「前編はギュッと詰め込んだ内容。1回観てもらったあとに、原作を振り返って、もう1回観てもらいたい」とメッセージを送った。
「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」は全国で公開中。「
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