公衆衛生専門家エクトル・アバド・ゴメスの半生を息子の視点から描いたコロンビア映画「El olvido que seremos」が、「
本作の舞台は、麻薬カルテルが台頭する1970年代のコロンビア・メデジン。父のエクトル・アバド・ゴメスと同じ名を持つエクトルは、姉妹に囲まれた唯一の男子として深い愛情を注がれて育つ。公衆衛生が専門の大学教授である父アバドの家庭は寛容と愛の心を育む教育により、活気と創造性に満ちあふれていた。そんな中、姉妹の1人が病魔に冒される。それをきっかけに、悲しみと怒りに突き動かされたアバドは政治活動にのめり込み、家族の日常も次第に変化。分断されたメデジンの社会ではテロが多発し、自由を信奉するアバドの声を封じるため準軍事組織の動きが加速していくが、彼は家族の心配をよそに市長選への出馬を決意する。
監督を務めたのは「ベルエポック」で第66回アカデミー賞の外国語映画賞を受賞した
「あなたと過ごした日に」は東京都写真美術館ホールほか全国で順次公開される。YouTubeでは予告編が公開中。
映画ナタリー @eiga_natalie
公衆衛生専門家エクトル・アバド・ゴメスの半生描いた「あなたと過ごした日に」公開(動画あり)
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