「帰らない日曜日」で10代から40代を演じたオデッサ・ヤング、特殊メイクを語る

「帰らない日曜日」より、オデッサ・ヤングのインタビュー映像がYouTubeで公開された。

グレアム・スウィフトによる小説「マザリング・サンデー」を実写化した本作。天涯孤独のメイド・ジェーンが名家の跡継ぎポールと秘密の恋に落ちるさまが描かれる。撮影当時22歳だったヤングが10代、20代、40代のジェーンを演じた。

ヤングは映像の中で「目を閉じて自分の顔に特殊メイクが施されていくのを感じるのはとても興味深かったです」と述べ、「3時間後、鏡の中の自分を見ると突然、自分の母親のような顔になっているんだもの。特殊メイクはある意味、私を解放してくれました」とコメントしている。

本作の特殊メイクを担当したナディア・ステイシーは「歳を取った登場人物を描くときに、ものすごく老けさせて見せる映画もありますが、人によっては老いてもあまり変わらない人もいます。ヘアメイクは、そのキャラクターにとって何が正しいかを見極めることが大切なのです」と語った。

エヴァ・ウッソンが監督を務めた「帰らない日曜日」は5月27日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国でロードショー。

※「帰らない日曜日」はR15+指定作品