メイドと英国名家の跡継ぎが秘密の恋、小説「マザリング・サンデー」原作の映画公開

グレアム・スウィフトの小説「マザリング・サンデー」をもとにした「Mothering Sunday」が「帰らない日曜日」の邦題で5月27日に公開される。

1924年、第1次世界大戦後のイギリスを舞台とした本作。孤児院育ちで天涯孤独のメイド・ジェーンは、英国名家の跡継ぎポールとの秘密の恋に身も心も捧げる。しかしある1日のできごとがすべてを変えることに。やがて小説家になった彼女は、その1日を生涯かけて手繰り寄せることになる。

ニヴン家の屋敷でメイドとして働くジェーンをオデッサ・ヤングが演じ、アプリィ家の跡継ぎポールにドラマ「ザ・クラウン」のジョシュ・オコナーが扮した。そのほか「英国王のスピーチ」のコリン・ファース、「女王陛下のお気に入り」のオリヴィア・コールマンも出演。YouTubeで公開中の特報には、結ばれないと知りながらも惹かれ合うジェーンとポールの様子が収められた。

「バハールの涙」のエヴァ・ウッソンが監督、「キャロル」のエリザベス・カールセン、スティーヴン・ウーリーがプロデューサーを務めたイギリス映画「帰らない日曜日」は、東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開。

※「帰らない日曜日」はR15+指定作品