北野武がウディネ映画祭で生涯功労賞、渡伊断念も「新作を持ってお礼に」と約束

3

124

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 24 45
  • 55 シェア

北野武が、第24回ウディネ・ファーイースト映画祭で生涯功労賞にあたるゴールデンマルベリー賞を受賞。イタリア現地時間4月29日、「ソナチネ」の回顧上映前にリモートで舞台挨拶に参加した。

第24回ウディネ・ファーイースト映画祭にオンライン登壇した北野武。

第24回ウディネ・ファーイースト映画祭にオンライン登壇した北野武。

大きなサイズで見る(全10件)

北野武のお面を手にするファンたち。

北野武のお面を手にするファンたち。[拡大]

北野武のリモート舞台挨拶の様子。

北野武のリモート舞台挨拶の様子。[拡大]

今回、北野は映画祭のためスーツを新調して成田空港まで向かったものの、体調の問題やヨーロッパ情勢などを考慮し、新作映画の編集スケジュールに影響を与えかねないと再考。苦渋の決断で渡伊を断念した。急遽オンラインでの登壇となった北野が大画面に映し出されると、約1000人が集まった会場は大きな歓声と拍手で包まれる。北野は画面越しに手を振りながら和やかに挨拶し、「ウディネには新作の映画を持ってちゃんとお詫びとお礼に行きたいと思っています!」と約束した。

映画祭の会場の様子。

映画祭の会場の様子。[拡大]

第24回ウディネ・ファーイースト映画祭のスタッフ。

第24回ウディネ・ファーイースト映画祭のスタッフ。[拡大]

また本映画祭の代表サブリナ・バラセェッティは「ヨーロッパ人の我々は北野武監督の映画を観て育ちました。そして、映画監督として認識していましたが、日本に行ったときにテレビでコメディアンとして活躍する姿を見て衝撃を覚えました。まさに“北野教”と言っても過言ではないほどの熱狂的なファンの存在を、監督に直接感じていただきたかったです。ウディネを第2の故郷と思っていただければ幸いです。この賞を北野武監督に授与することが誇りです」とたたえた。

第24回ウディネ・ファーイースト映画祭はイタリア現地時間4月30日までの開催。

この記事の画像(全10件)

(c)Alice BL Durigatto

読者の反応

  • 3

レッサ山形5🎨文化芸術 @culture_ymg2100

北野武がウディネ映画祭で生涯功労賞、渡伊断念も「新作を持ってお礼に」と約束(イベントレポート) - 映画ナタリー https://t.co/ST2IFwQNqc

コメントを読む(3件)

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 北野武 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。