24.8ｍの実物大νガンダムが福岡上陸、古谷徹らお披露目イベント登壇

「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の実物大νガンダム立像オープニングセレモニーが福岡・ららぽーと福岡で4月24日に行われ、アムロ・レイ役の古谷徹、歌手の森口博子らが登壇した。

実物大νガンダム立像「RX-93ff νガンダム」（以下、νガンダム）は、ららぽーと福岡の開業に合わせて本日4月25日より一般公開される。原型は1988年公開作「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場する「RX-93νガンダム」。新たにロングレンジ・フィン・ファンネルが装着され、富野由悠季による監修のもと、彩度の高いトリコロールのマーキングが施された。最高部は24.8ｍで、62カ所が発光する。

セレモニーではνガンダム立像の特別演出のお披露目に加え、トークやライブ、富野によるビデオコメントの上映などが行われた。トークパートでは古谷が「40年ぶりに15歳のアムロを演じるのは正直不安もありましたが、非常にうれしかったです。安彦（良和）監督が描くキャラクターは常に表情豊かに演技してくれるので、ためらいがなくお芝居ができました」と胸の内を明かす。また「モビルスーツの格闘戦がかっこよくて、美しいです。存在感もとてもリアルなんですよね」「安彦監督ならではの時代劇のような戦闘シーンも見応え満点です」と見どころを語った。

本作の主題歌が森口博子の新曲「Ubugoe」に決定したことも発表され、森口が同曲を初披露。今回の起用は安彦が直々にオファーをしたということで、森口は「10代からずっと『ガンダム』の楽曲を歌わせていただいてきましたが、50代になっても『ガンダム』の歌を歌いますとライブで宣言していたんです。それを安彦監督が覚えてくださっていて、『そろそろ50代になったかな。この作品に森口さんの声が欲しいです』と声を掛けていただき、夢を叶えることができました。安彦監督からも第15話『ククルス・ドアンの島』を映画化することが40年越しの夢だったと伺って、監督と私、2人そろって夢が叶いました」と喜びをあらわにした。「Ubugoe」は6月1日に発売。

1979年から1980年に放送されたテレビアニメ「機動戦士ガンダム」の第15話「ククルス・ドアンの島」を映画化した本作は、6月3日に全国で公開される。