「鋼の錬金術師」完結編、イシュヴァール殲滅戦やスカーとのバトル描いたロング予告

実写映画「鋼の錬金術師」の完結編「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー／最後の錬成」のロング予告がYouTubeで公開された。

荒川弘による原作マンガ「鋼の錬金術師」は、錬金術最大の禁忌とされる人体錬成により代償を背負ったエドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックの兄弟が、失った体を取り戻すために幻の術法増幅器“賢者の石”を探す旅を描いたダークファンタジー。2017年に公開された実写映画の続編となる2部作「復讐者スカー／最後の錬成」では、原作の最終話までが描かれる。エド役の山田涼介（Hey! Say! JUMP）をはじめ、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、佐藤隆太、本郷奏多、内山信二らが続投するほか、スカー役の新田真剣佑ら新キャストも参加。曽利文彦が前作に続き監督を務めた。

ロング予告は大阪・ひらかたパークで開催中の、原作マンガ原画展「鋼の錬金術師展 RETURNS」会場で行われた映画のキックオフイベントにて解禁された。映像は廃墟で何かの手がかりを探そうとしているエドとともに、フジオカ演じるロイ・マスタングら国家錬金術師が人間兵器として投入されたイシュヴァール殲滅戦の回想シーンからスタート。そして現代では、国家錬金術師をターゲットにした連続殺人事件が発生し、エドとその弟で水石亜飛夢が演じるアルフォンスの前に、額に傷のある謎の男・スカーが立ちはだかる。さらに舘ひろし扮するキング・ブラッドレイ、栗山千明扮するオリヴィエ・ミラ・アームストロング、渡邊圭祐扮するリン・ヤオ、内野聖陽扮するヴァン・ホーエンハイムら、今作から登場するキャラクターの活躍を観ることができるほか、真理の扉の前で佇むアルフォンスの顔も映し出される。映像の最後には「消えて失せろ、錬金術師」という言葉とともに謎の男が登場した。

「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」は5月20日、「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」は6月24日よりロードショー。