フランスのアニメ「ミューン 月の守護者の伝説」が日本公開、吹替版に大橋彩香ら

「東京アニメアワードフェスティバル2015」のコンペティション部門にて優秀賞を獲得したフランス映画「ミューン 月の守護者の伝説」が劇場公開される。

本作の主人公は、太陽と月が同時に存在する不思議な世界に暮らす、いたずら好きなミューン。ミューンはひょんなことから“月の守護者”という大役に選ばれるが、失敗ばかりで月は失われ、さらに太陽は冥界の王に盗まれてしまった。世界に昼と夜を取り戻すため、ミューンは“太陽の守護者”ソホーン、か弱い蝋人形の少女グリムと旅に出る。監督はドリームワークス出身のアレクサンドル・へボヤンと「略奪者」のブノワ・フィリポンが務め、キャラクターデザインは「ヒックとドラゴン」のニコラス・マーレット、音楽は「ウルフ・ウォーカー」のブリュノ・クレが担当した。

本作は3月23日から東京・東京都写真美術館にて開催される「世界の秀作アニメーション 2022 春編」で、オマール・シーが参加したフランス語版が先行公開されたのち、4月より全国で日本語吹替版と、英語の国際版が順次公開予定。吹替版のキャストも発表され、ミューン役に大橋彩香、ソホーン役に小野友樹、グリム役に武藤志織が決定したほか、小林千晃、柿原徹也、森嶋秀太、蓮岳大らも出演する。さらに日本版キービジュアルも解禁された。