世界のアニメ15本を上映、戦争・紛争の悲惨さ描いた作品や劇場未公開作など

特集上映「世界の秀作アニメーション 2022 春編」が東京・東京都写真美術館で3月23日から4月3日まで開催される。

2021年秋に続いて行われる本企画。今回は、戦争や紛争の悲惨さを描いた「カブールのツバメ」「FUNAN フナン」「トゥルーノース」「ブレッドウィナー」「ジュゼップ 戦場の画家」など“今観るべき作品”を中心にセレクトされた。

また先行上映となるフランス映画「ミューン 月の守護者の伝説」、過去にイベント上映のみ行われてきた「浜辺のルイーズ」や中国のオムニバス作品「明るいほうへ」などもラインナップ。「ウルフウォーカー」「ベルヴィル・ランデブー」「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」「マロナの幻想的な物語り」などの劇場公開作品も含め、全15本がスクリーンにかけられる。

なお「ミューン 月の守護者の伝説」は日本語字幕付きのフランス語音声版を上映。国際版（英語音声）と日本語吹替版は4月中旬から全国で順次公開される。

世界の秀作アニメーション 2022 春編

2022年3月23日（水）～4月3日（日） 東京都写真美術館 1Fホール
※3月28日（月）は休館のため休映
料金：1作品 1500円 / 2作品目以降は映画祭の半券提示で1000円（期間中の半券のみ）
※中学生以下無料（大人1名につき2名まで）。3人目以降、あるいは中学生同士の場合は1名500円

＜上映作品＞
「カブールのツバメ」
「浜辺のルイーズ」
「FUNAN フナン」
「トゥルーノース」
「ウルフウォーカー」
「ブレッドウィナー」
「ベルヴィル・ランデブー」
「明るいほうへ」
「ジュゼップ 戦場の画家」
「シチリアを征服したクマ王国の物語」
「ホフマニアダ ホフマンの物語」
「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」
「マロナの幻想的な物語り」
「CALAMITY カラミティ」
「ミューン 月の守護者の伝説」