エルヴィス・プレスリーの名曲とともに半生を描く映画公開、監督はバズ・ラーマン

エルヴィス・プレスリーが無名歌手だった若き日からスターになるまでを描いた伝記映画「エルヴィス」が7月1日に公開される。

センセーショナルなロックミュージックとダンスで若者たちを魅了したプレスリー。本作では数々の逆境を打ち破り、“世界史上もっとも売れたソロアーティスト”へと変貌していく彼の姿が、数々のライブパフォーマンスとともに映し出される。「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマンが監督を務めた。

若き日のプレスリー役に抜擢されたのは、ドラマ「シャナラ・クロニクルズ」などで知られるオースティン・バトラー。1年以上にわたって週6日以上のボイストレーニングなどの猛特訓を受け、ラーマンに「エルヴィスそのもの」と言わしめる歌唱とダンスを、ほぼ全編にて吹き替えなしで披露している。「ボヘミアン・ラプソディ」で主演のラミ・マレックの役作りを支えたポリー・ベネットがムーブメントコーチに就き、プレスリーの細かい所作をバトラーにたたき込んだ。またプレスリーの才能をいち早く見つけ、生涯にわたり彼のマネージャーを務めたトム・パーカーにトム・ハンクスが扮したほか、「ヴィジット」のオリヴィア・デヨングも出演している。