本作は“キング・オブ・ロックンロール”こと
映像にはまだ無名の新人歌手だったプレスリーが、カントリー音楽の公開ラジオ番組「ルイジアナ・ヘイライド」に出演する場面が収録された。ピンクのスーツやメイク、長髪など、当時の男性としては珍しい姿で登場し、観客からヤジを飛ばされるプレスリー。しかし「ベイビー レッツ プレイ ハウス」を歌い、腰を小刻みに揺らすダンスを披露すると会場の空気は一変。興奮した観客が思わず叫び声を上げてしまうパフォーマンスを目撃したトムがモノローグで「彼は禁断の果実のように、生きたまま喰われかねない。運命の出会いだった」と回想する場面となっている。
本作を一足先に鑑賞したプレスリーの元妻、プリシラは自身のFacebookで「これはエルヴィスとパーカー大佐の関係性についての物語です。バズ・ラーマンならではのユニークで芸術的な手法で、見事に、そして創造的に語られた実話でした」と述べつつ「オースティン・バトラーはエルヴィスそのもの。(中略)この役の重圧を自覚していて、非常に神経質になっていたようです。(彼の心労は)想像に難くありません」 と称賛している。ラーマンによると、プリシラに認められたバトラーはその場で泣き崩れてしまったという。
「エルヴィス」は7月1日より全国ロードショー。
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エルヴィス・プレスリーの映画作品
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ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
プレスリーの歌と腰の動きに観客熱狂「エルヴィス」ライブシーンの映像公開
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