深津絵里が「カムカム」にドキドキ「とんでもないものを引き受けてしまった」

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連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演している深津絵里のコメントが到着した。

深津絵里演じる雉真るい。

深津絵里演じる雉真るい。

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本作は上白石萌音演じる安子、深津扮するるい、川栄李奈演じるひなたが紡ぐ100年のファミリーストーリー。深津は現在放送中の大阪編で2代目ヒロイン・るいを演じている。

深津は本作の出演を引き受けた理由を「チーフプロデューサー・堀之内(礼二郎)さんの強い気持ちと、藤本有紀さんの脚本にすごいものを作ろうとする迫力を感じたので、『私に何かできることがあれば』と思いお引き受けしました」と語るも「なんでもっと冷静に考えなかったんだろう」と笑い、「改めて藤本さんが描くキャラクターやストーリーに『とんでもないものを引き受けてしまった』と今さらドキドキする毎日です」と明かす。

「るいを演じるにあたって意識したことは?」という問いに対して、深津は「岡山編にもう『るい』のすべてがありました。私は余計なことをせずに、ただ存在していられたらと思っています」と回答。「見ている方々が同じ気持ちで寄り添ったり、自分と重ね合わせるのがすごく難しいキャラクターなので、そこは繊細に考えなければいけないですよね。それに喜怒哀楽を上手に表せないので、彼女の感情の揺れをどれくらい表現するべきなのかも気を付けています。生い立ちや育ってきた環境を考えると、年齢よりも大人びた面がある一方、どこか抜け落ちた子供っぽい面もあるのかなと思いました。そんなるいの、でこぼこした感じがうまく出せたらいいなと」と役作りについて語った。

深津自身の印象に残っている場面は「竹村クリーニング店の平助さんと和子さんご夫婦と会って初めてお茶の間でおせんべいをいただくシーン」だという。彼女は「というのも、それがるい編の初日に撮ったシーンだったんです。岡山にいた十何年間で、 きっとるいの心はとっても固く閉ざされていて。本当の気持ちをなかなか表さなかった女の子が、まったく見ず知らずのお宅に上がって、温かさに触れ、心を開放する。私の感情がうまくコントロールできなくて、何テイクもやらせていただいたんです」と述懐。「それを村田(雄浩)さんと(濱田)マリさんが見守ってくださいました。言葉ではなく、私たちはここにいるから大丈夫だよっていう空気を作ってくださって。ご迷惑を掛けたと思うんですけれど、そのつまずきみたいなものがあったからこそ一気にお二人との関係を作れたし、みんなで手を取り合えた気がした、とても大事なシーンだったなと思います」と振り返る。

視聴者へのメッセージを求められると、深津は「安子編からずっとこの作品を見守ってくださっている視聴者の方々に、ひなたの最後までを見守っていただけることが私の願いです」とコメント。「今放送中のるいの時代のエピソードが、ひなたの時代に紡がれていきます。次はひなたの気持ちに寄り添って、毎朝この物語を楽しんで観ていただけたらうれしいです」と話した。

「カムカムエヴリバディ」はNHK総合ほかで放送中。

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」

NHK総合 毎週月曜~土曜 8:00~
NHK BSプレミアム・BS4K 毎週月曜~土曜 7:30~
※4K制作

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