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本作は、イギリスの熱狂的なファンがクラウドファンディングによって制作した特撮テレビシリーズ「サンダーバード」のエピソードを、樋口が日本公開用に構成した特別版。
本作のスペシャルCMに出演した西川貴教のメッセージ動画からスタートした同イベント。満島は「取材のとき、『この機会に話したくて』と記者側から言ってくるくらい、サンダーバード好きの方がたくさんいらっしゃって。お友達のお父さんお母さんからも『小さい頃から好きだったよ』と声を掛けられたりして、本当に愛されているんだなと思いました」と周囲の反響を明かす。
パーカー役の井上はリアルタイムでテレビシリーズを鑑賞していたそうで「プラモデルは全部持っていましたし、中でもパーカーが大好きだったんです。声優になって、パーカーのような歳の役ができたらいいなと目標にしていたので、どストライクでお話が来て『いいんですか!?』と」と述懐。続くスコット役の森川は「2号が好きでした。砂場を占拠して『サンダーバード』のプラモデルやおもちゃで遊んでいたので、オファーには小躍りしましたよ」とガッツポーズを見せる。またバージル役の日野が「2号が好きだったので(2号操縦士の)バージル役はうれしかったです。それに『はい、パパ!』と言えるのが幸せでした」と話すと、会場からは拍手が上がった。
テレビシリーズ版でペネロープを演じた
樋口は「最初にお話をいただいたときは、まず声のキャストが気になりましたね。我々は日本語吹替版(のテレビシリーズ)を観てきたので、今回も日本語じゃないと駄目だと」と回想。「でもキャストを知って、これはいい!と思いました。懐かしさを追いかけるだけでもなく、話題集めだけのキャストでもなかった。皆さんすごくよかったです」とたたえると、キャスト陣はうれしそうにお辞儀をする。
イベントには、監督
サプライズで黒柳からのビデオメッセージも上映。黒柳から「満島さんのペネロープは私より落ち着いた感じがして、信頼できる感じがする」「満島さんのユーモアのあるところが大好き」とコメントを贈られると、満島は「黒柳さんの発する1つひとつの言葉から、宇宙が広がっていくような感じがします。受け継げることに喜びを感じています」と感無量の様子。そして「愛される作品に育ちますように」と期待を込めてイベントを締めた。
ジャスティン・T・リー、デヴィッド・エリオットも監督を担った「日本語劇場版 サンダーバード55/GOGO」は1月7日に劇場公開。翌1月8日からオンライン上映も行われる。
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かつて黒柳徹子さんがつとめたペネロープ役の吹き替えを新版では満島ひかりちゃんが引き継ぎ、この映画の宣伝の時の『徹子の部屋』で新旧キャストで話をしていたのは22年か。
「サンダーバード」満島ひかりのペネロープは“ムチ強め”、黒柳徹子からコメントも到着(写真22枚) https://t.co/Zck3WODDsj