ケリー・ライカートの初期4作品がU-NEXTで独占配信スタート

7月より全国巡業中の特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」でスクリーンにかけられた作品群が、1月17日正午よりU-NEXTで独占配信される。

ゲリラ撮影で完成させたデビュー作「リバー・オブ・グラス（2Kレストア版）」や、ロッテルダム国際映画祭でタイガー・アワード（最高賞）を受賞した「オールド・ジョイ」を含む初期の4作品が配信。「ウェンディ＆ルーシー」「ミークス・カットオフ」もラインナップに並んだ。価格はすべて、2日間の視聴で税込399円となる。

2019年の「First Cow（原題）」が第70回ベルリン国際映画祭の金熊賞候補となり、カイエ・ デュ・シネマ誌の2021年ベスト1位にも選出されたケリー・ライカート。蓮實重彦は彼女の作品を「21世紀が映画にもたらした稀有な贈与にほかならない」と絶賛している。