「劇場版 きのう何食べた?」の生配信イベントが本日10月31日に行われ、キャストの
よしながふみの同名マンガを中江和仁が実写化した本作は、料理上手な弁護士・筧史朗(シロさん)と美容師の矢吹賢二(ケンジ)の暮らしを、日々の食を通して描く物語。2019年のテレビドラマ、2020年のスペシャルドラマに続き、西島がシロさん、内野がケンジを演じた。山崎は劇中の料理の数々を手がけている。
「『何食べ』オンラインランチ会~いまから何食べる?~」と題したイベント。配信は眼鏡を掛ける西島に内野が「なんで眼鏡?」とツッコむ場面から幕開け。本日がハロウィンであることから、西島は「ケンジの仮装で渋谷を歩いてもらいたい」と要求。内野は「あれは仮装じゃないから」と笑みをこぼしながら「今日はちょっとケンジっぽくないので、メガネだけケンジにしてきました」と挨拶する。
内野は視聴者からのコメントや質問を読み上げようとするも「本当に老眼で全然見えないんだよ」とタブレットを目から遠ざける。西島は「逆ですね。僕は近くないと見えない」と大笑い。アドリブについての質問に内野は「ときどきちょっとエッチかな……?というアドリブは自分がかましてるんですけど、それを西島さんがうまくいなしてくれる」と明かした。ほかにも、お互いの印象の変化や好きなところなどを語り合った。
イベントでは、劇中でシロさんがケンジのために作るりんごのキャラメル煮トーストが山崎から振る舞われた。「シナモンをかけるのはセルフ」と決まっていたが、西島は「映画だと内野さんにシナモンかけてもらうんだけどな……」とつぶやき、「かけますよ」と立ち上がる内野。ふざけてアクリルの上からかけようとする内野に西島は「どこからかけてんの」と笑い、内野は「お皿にかけるのもいいんだよね」とこだわりを見せる。さらに内野は撮影を「西島さんはスイーツ大好きですから。このシーンは映画の中でも演技してません。演技を超えています」と振り返った。
2人から「陰の主役」「神の手」と紹介された山崎。食事シーンの撮影前に西島と内野はごはんを食べないそうで、料理を作る側のハードルも非常に高いという。内野は「僕たちはずっと山崎さんが作ってきたものを食べてますから。一切嘘がない」と述べ、西島は「料理を一番おいしい状態で出してくれる。だからリアクションが本物」と話す。ドラマに出てきた料理で一番好きなものについて聞かれると、西島はクレープを挙げ「本当に休み気分になっちゃった。アルコールの入ってないビールですけど楽しかった」と明かし、内野は白和え、筑前煮、ほうれん草のラザニアなどを挙げた。
イベントの最後には西島の口からは映画のオープニング主題歌がドラマと同じOAU「帰り道」となっていることが明かされた。締めの挨拶で西島は「うまくいったらシーズン2ができるかもしれない」、内野は「みんなが(シーズン2を)やりたくてしょうがない」と、今後のさらなる展開へ意欲を見せた。なおイベントには一時、1万2000人を超える視聴者が参加。動画はYouTubeの「東宝MOVIEチャンネル」でアーカイブ公開中だ。
「劇場版 きのう何食べた?」は11月3日より全国ロードショー。
※山崎慎也の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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【イベントレポート】西島秀俊×内野聖陽の何食べランチ会に約1万2000人集う、シーズン2にも前のめり
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