スピッツによる主題歌のタイトルは「大好物」。映画制作陣の「当たり前に思えたことが当たり前にできない今だからこそ、この映画を観た後に『大切な人とご飯が食べたい』という気持ちを持ち帰って欲しい、そんな温かな気持ちにさせてくれる主題歌を映画のラストに聴かせたい」との思いを受け、本作のために書き下ろされた。
スピッツの草野マサムネ(Vo, G)は「アハハと笑わされた後、え? ここで?という場面にふと目頭が熱くなってたりします」と映画の感想を述べ、「曲の依頼をいただいたら盛り上がっちゃって、ツルツルっと出来上がったのがこの『大好物』です。なんだか縁を感じています」と楽曲について語った。西島は「この映画の主題歌をスピッツさんが担当すると聞いて驚きと嬉しさで飛び上がりました」と喜びを伝える。
予告編の冒頭には、ケンジが「俺もう今死んでもいい……」とシロさんとの京都旅行に幸せいっぱいになる様子が。さらに松村演じる美容師・田渕剛がケンジに「好きってそんな重要すか?」と問う場面や、シロさんが両親と向き合うシーン、シロさんとケンジが楽しげにじゃれる姿などが切り取られていく。小日向と航カップルをはじめとして、シリーズおなじみのキャラクターも登場する。
「きのう何食べた?」は11月3日より全国でロードショー。監督は
草野マサムネ コメント
様々な人生の歩み方、新しい家族のあり方、色んな愛の形など、多くの事を問いかけてくれる実は真面目な物語なんですけど、まずとにかく面白いです! アハハと笑わされた後、え? ここで?という場面にふと目頭が熱くなってたりします。なので今回、曲の依頼をいただいたら盛り上がっちゃって、ツルツルっと出来上がったのがこの「大好物」です。なんだか縁を感じています。レシピをメモりたくなる美味しそうなシロさんの手料理を堪能した後、シメのデザートにスピッツの曲も楽しんでいただけたら幸いです。
西島秀俊 コメント
この映画の主題歌をスピッツさんが担当すると聞いて驚きと嬉しさで飛び上がりました。
スピッツさんの楽曲はいつも作品の世界観に優しく寄り添い、観る者の想像力を大きく膨らませてくれます。本当に素晴らしい曲です。
この曲を聴いて皆さんあたたかい気持ちで映画館を出られると思います。
そしてこの曲を聴く度に、映画「きのう何食べた?」の様々なシーンを思い出して頂けたら幸いです。
瀬戸麻理子(プロデューサー)コメント
当たり前に思えたことが当たり前にできない今ですが、だからこそ、この映画を観た後に「大切な人とご飯が食べたい」という気持ちを持ち帰って欲しい、そんな温かな気持ちにさせてくれる主題歌を映画のラストに聴かせたい、という想いがありました。
スピッツさんの紡ぐ、心に灯がともるような歌声や歌詞やメロディが作品の世界観に交わることでその想いが叶うのではないか、と主題歌をお願いするのはスピッツさんしかあり得ないという強い想いでオファーさせて頂きました。
草野さんの歌声に柔らかく包み込まれ、大切な誰かを想う、そんな時間を映画館で皆さんに共有して欲しいと願っています。
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