2020年3月、新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎でこの世を去った志村。ドラマでは、
山田は「ドラマの中のセリフで、“笑いたがっている人、笑わせましょうよ”とありますが、そういうドラマになればいいなと思っていますし、その日1日は、志村けんさんに変わって皆さんを笑顔にできるとうれしいです」とコメント。福田は「本当に大変なプレッシャーの中でしたが、山田裕貴さんはじめ役者の皆さんが本当に頑張ってくれましたし、スタッフも本当に素晴らしかったので、いい作品が撮れていると思います」と述べた。
また、志村が所属するイザワオフィスの代表取締役社長で、本作のプロデュースを担当した井澤秀治は「誰よりも家族を愛し、誰よりもテレビの前の家族を笑わせることに情熱をささげてきた志村けんと、師であり戦友であるドリフターズの物語を、ぜひ家族そろって笑顔でご覧ください」とメッセージを送っている。
志村けんとドリフの大爆笑物語
フジテレビ系 2021年12月放送予定
山田裕貴 コメント
お話をいただいたときは、“本当に僕ですか? 僕で大丈夫ですか?”と、信じられませんでした。楽しみよりもプレッシャーの方が大きかったです。実はコントシーンの撮影日が、31歳の誕生日でした。すごくうれしくて、もしかしたらそれは志村けんさんからのプレゼントだったのかなと思います。ドラマの中のセリフで、“笑いたがっている人、笑わせましょうよ”とありますが、そういうドラマになればいいなと思っていますし、その日1日は、志村けんさんに変わって皆さんを笑顔にできるとうれしいです。
福田雄一 コメント
この企画のお話をいただいたときはとてもうれしかったです。ただ、次の瞬間、とてつもないプレッシャーにさいなまれました。ドリフの歴史の一端を担うことができるだろうかという不安と、僕自身、志村けんさんへの思い入れがとてつもなく強かったので。何しろ、志村さんは少年時代からずっとテレビの前で見てきた大スターでしたから。
引き受けさせていただく覚悟をしたのには理由があって、「となりのシムラ」でご一緒させていただいたときに、志村さんも会議から参加してくださり、一緒にコント作りをしながら笑いを生み出す志村さんの姿勢や笑いへのこだわりを間近で感じさせていただき、やっぱり大好きで、また一緒に作りたいという思いがあったからです。
本当に大変なプレッシャーの中でしたが、山田裕貴さんはじめ役者の皆さんが本当に頑張ってくれましたし、スタッフも本当に素晴らしかったので、いい作品が撮れていると思います。編集はこれからですので、私がプレッシャーから解放されることはありませんけれど、きっといい作品になると信じて、ぜひ、お楽しみに!
安永英樹(編成)コメント
日本を代表する不世出のコメディアンはどのようにして生まれたのか? 若き日の志村けんさんはドリフと出会い、ドリフに入り、壁にぶつかって、学んで、苦労して、どうやって乗り越えてきたのか? 知っているようで知らなかった青き時代の志村けんさんの物語を皆さんに見ていただければと思います。俳優の皆さんが“完全再現”した当時のコントはものすごいエネルギーです。ぜひ体感していただければと思います。
井澤秀治(プロデュース)コメント
志村けんさんは、少年時代、普段笑顔を見せない厳格な父親が、テレビを見て、家族で笑いあった経験をきっかけにコメディアンを志しました。そして、ドリフターズの一員として、日本で一番長く、多くの人々を笑わせ、昨年亡くなった今もなお、世代を超えて家族を笑顔にし続けています。誰よりも家族を愛し、誰よりもテレビの前の家族を笑わせることに情熱をささげてきた志村けんと、師であり戦友であるドリフターズの物語を、ぜひ家族そろって笑顔でご覧ください。
映画ナタリー @eiga_natalie
志村けんを山田裕貴が演じるドラマ放送、脚本・演出は福田雄一(コメントあり)
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