ドラマ「志村けんとドリフの大爆笑物語」で主演を務めた
本作は
山田は志村を演じるうえで気を付けたことを聞かれると「数え切れないほどあります」と回答。「どれだけ皆さんの頭の中、心の中にある志村けんさんに近付けるのかということをずっと考えながら演じました。しゃべり方や、コントのときのテンポや間など、本当にいろいろなことに気を配りました」と続ける。
実際に志村を演じた感想を尋ねられると、山田は「『顔怖いよ』と初日に福田監督に言われて。すごいプレッシャーや責任感を感じていたのだと思います」と述懐。「でもドラマの中でもそういうシーンがあって。志村さんもそのときは一生懸命で、面白いものを作らないと、という感覚でその場にいらしたのかなと」と語った。
コントシーンの感想を、山田は「志村さんが考えていたこととかが、なんとなくですが、こうだったんだろうなみたいなことが徐々にわかってきたんです」と回想。「“今のずれたなあ”とか、“もうちょっと早いタイミングで言えばよかったかなあ”とか、“もっと顔動かしておけばよかったなあ”とか、そういう間とタイミングの細かい部分をものすごく気にされていたと思うんです」と志村本人に思いを馳せる。
印象に残っているシーンを問われると、山田は「いかりやさんとの2人のシーン、『ドリフ大爆笑』のオープニング……全部ですね」と答えた。そして「勝地さんとは10ページ以上の台本のコントもあって。たぶん志村さんや加藤さんがアドリブでやられていた部分もそのまま台本として文字起こしされていて、それを僕らはアドリブに見せつつ、お芝居をするという。本当にハードルが高く難しいことでした」と苦労を明かす。
演出を担当した
「志村けんとドリフの大爆笑物語」はフジテレビ系で12月27日21時から放送。
志村けんとドリフの大爆笑物語
フジテレビ系 2021年12月27日(月)21:00~23:03
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
山田「『顔怖いよ』と初日に福田監督に言われて。すごいプレッシャーや責任感を感じていたのだと思います」/志村けんを演じた山田裕貴、ドラマの印象に残っているシーンは「全部」 - 映画ナタリー https://t.co/73poCkhjlO