田中泯のドキュメンタリーが釜山映画祭で上映、犬童一心「ずっと心に描いていた」

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ドキュメンタリー「名付けようのない踊り」が第26回釜山国際映画祭のワイドアングル:ドキュメンタリー・コンペ部門に正式出品されることを受けて、舞踊家・俳優の田中泯、監督の犬童一心からコメントが到着した。

「名付けようのない踊り」

「名付けようのない踊り」

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本作は田中が世界各地で踊る姿を2017年から2019年まで記録し、再構成したもの。東京、広島、愛媛、福島、フランス、ポルトガルなどで収録された。田中のほか石原淋中村達也大友良英、ライコー・フェリックス、松岡正剛らが出演し、山村浩二がアニメーションを担当した。

田中は「こんな形で僕の人生の大事な一部分が映画になっていることを、今の僕にはどこか恥ずかしく嬉しい気持ちがしています。犬童監督の作品として多くの人にダンサーの生きる一例を見てもらえると嬉しいかな…と思います!」と心境をつづる。同映画祭での監督作の上映が3度目となる犬童は「釜山国際映画祭で上映される日をずっと心に描いていたので、本当に嬉しいです」「田中泯さんの胸騒ぎに満ちた日々、圧巻のダンスをスクリーンで是非堪能してください」とメッセージを送った。

「名付けようのない踊り」は2022年に全国ロードショー。

田中泯 コメント

初めての映画出演が57歳。「たそがれ清兵衛」という侍映画で、時代に翻弄された剣豪の侍を演じました。その後に「メゾン・ド・ヒミコ」という映画でトランスジェンダーのヒミコ役を僕に要求してきたのが犬童一心監督でした。以来、犬童監督は僕の踊りをとにかくたくさん見続けてくれた観客の一人でありました。さて…僕は一人のダンサーです。僕を知る人は映画の中の俳優の田中泯を知っている人が大多数かと思います。でも僕は踊りに心の底から惚れたダンサーです。戦後の日本が、いや世界中が変わろうとしていた60年代から僕なりに続けてきたわがままな表現が、カラダだけで存在を表わすダンスでした。こんな形で僕の人生の大事な一部分が映画になっていることを、今の僕にはどこか恥ずかしく嬉しい気持ちがしています。犬童監督の作品として多くの人にダンサーの生きる一例を見てもらえると嬉しいかな…と思います!

犬童一心 コメント

「名付けようのない踊り」が釜山国際映画祭で上映される日をずっと心に描いていたので、本当に嬉しいです。
私の作品「ジョゼと虎と魚たち」を発見してくれて、それ以来ずっと支えてくれた韓国の皆さんが、この映画の最初の観客であることもとても自然に感じました。田中泯さんの胸騒ぎに満ちた日々、圧巻のダンスをスクリーンで是非堪能してください。
この作品のじっくりゆっくり静かな時間の流れを思う存分味わってください。

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(c)2021「名付けようのない踊り」製作委員会

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