映画監督の
澤井は1938年8月16日生まれ、静岡県出身。1961年に東京外国語大学を卒業後、東映へ入社した。「
妻の郷子氏は「しばらく闘病生活を続けており、もう一度映画の現場に立つことを夢見ておりましたが、叶うことなく旅立ちました」「澤井の監督した作品をもう一度ご覧いただき、偲んでいただくのが何よりの供養になることと思います」とつづった。葬儀は近親者のみで執り行われる予定となっている。
なお関係者からのコメントも発表された。「Wの悲劇」に出演した
三田佳子 コメント
ご逝去の報に接し、寂しい思いで一杯です。
「澤井ちゃん」「三田ちゃん」と呼び合い、切磋琢磨した若い日々を思い出します。澤井さんの代表作映画「Wの悲劇」でご一緒し、ともに戦うことが出来たことは、私にとっても大きな誇りです。
もう一度、お会いしたかった。ご冥福を心よりお祈りいたします。
風間トオル コメント
澤井監督とは映画「わが愛の譜 滝廉太郎物語」で
御一緒させて頂きました。
ピアノを弾いた事のない私に
吹替ではなく、実際に弾いて欲しいと、
一年近くレッスンをし、
いつも、にこやかに、ある時は厳しく見守って頂きました。
ドイツロケの時、目を瞑って
ピアノを聴いていた姿を思い出します。
天国でも芸術的な作品を作って下さい。
ご冥福をお祈りいたします。
松田聖子 コメント
澤井信一郎監督のご逝去を悼み、慎んでお悔やみを申しあげます。
私の初めての映画「野菊の墓」の撮影では、慣れない私にとてもあたたかくご指導いただきました。
撮影の時、山野を一日中駆け回って疲れた私を、いつも励ましてくださいました。
あの時の監督の優しい笑顔が忘れられません。
本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
映画ナタリー @eiga_natalie
映画監督の澤井信一郎が死去、「野菊の墓」「Wの悲劇」など手がける(コメントあり)
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