アカデミー賞2部門ノミネート、マッテオ・ガローネ監督「ほんとうのピノッキオ」公開

「ゴモラ」「ドッグマン」で知られるマッテオ・ガローネの監督作「Pinocchio」が「ほんとうのピノッキオ」の邦題で11月5日に公開される。

第93回アカデミー賞の衣装デザイン賞とメイクアップ＆ヘアスタイリング賞にノミネートされた同作。無邪気な操り人形に見えるピノッキオが、実は行く先々でトラブルを巻き起こす“悪童”という原作の世界観にスポットが当てられ、映画化された。貧しい木工職人・ジェペットの家を飛び出したピノッキオが、おとぎの森の奥深くへと誘われ、数々の奇妙な生き物に遭遇しながら、奇想天外な冒険を繰り広げる様が描かれていく。

「ライフ・イズ・ビューティフル」のロベルト・ベニーニがジェペット、フェデリコ・エラピがピノッキオを演じ、「17歳」のマリーヌ・ヴァクトも出演。なおベニーニは2003年に日本で公開された「ピノッキオ」で監督と脚本、ピノッキオ役を務めていた。

「ほんとうのピノッキオ」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。