台湾のバレンタインは七夕？陳玉勲が人生に行き詰まる人に贈る「1秒先の彼女」

「1秒先の彼女」より、監督のチェン・ユーシュン（陳玉勲）とキャストのリー・ペイユーのメッセージ動画がYouTubeで公開された。

本作では常にワンテンポ早い郵便局員シャオチーと、常にワンテンポ遅いバス運転手グアタイの“時差”から生まれる恋模様が描かれる。旧暦の7月7日にあたる七夕バレンタインデーにハンサムなダンス講師とデートの約束をしたシャオチーだったが、目覚めるとなぜかバレンタインの翌日に。シャオチーをリー・ペイユー、グアタイをリウ・グァンティンが演じた。

台湾には年2回バレンタインデーがあり、2月14日よりも、旧暦7月7日（2021年は8月14日）の七夕情人節（チャイニーズバレンタインデー）が重要なイベント。男性から女性にプレゼントを贈るのが一般的だ。七夕の本日到着した動画の中でチェン・ユーシュンは「もしあなたが人生に行き詰まりを感じていたら、ぜひこの映画を観てください。もう1つのファンタジックな世界に連れて行ってくれるでしょう」と呼びかける。

また、本作とイラストレーターmameとのコラボTシャツを着て登場したリー・ペイユーは「笑えて、泣けて、心が温まる作品です。特に台湾を恋しく思っているあなたは必見ですよ！ このパンデミックが収束したら皆さんに会いたいです」と笑顔で語った。

第57回金馬奨で作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞の5冠に輝いた「1秒先の彼女」は全国で公開中。