愛したものが消えてゆく…3世代の女性を襲う恐怖描く「レリック -遺物-」公開

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オーストラリア・アメリカ合作のホラー映画「Relic」が、邦題「レリック -遺物-」で8月13日に公開される。

「レリック -遺物-」ポスタービジュアル

「レリック -遺物-」ポスタービジュアル

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本作は、認知症によって失われゆく記憶を発端とする恐怖の連鎖を中心に据えながら、家族の関係性やジェンダー問題なども反映した物語。認知症により“別の何か”に変貌してしまった老女エドナと彼女の家に隠された暗い秘密が、娘のケイと孫のサムを恐怖の渦へとのみ込んでいくさまが描かれる。監督のナタリー・エリカ・ジェームズは子供時代に毎夏を過ごした母の故郷・日本を久しぶりに訪れた際、大好きだった祖母が認知症によって変わり果てていたことにショックを受け、その経験をもとに本作の脚本を書き上げたという。

ケイを「メリー・ポピンズ リターンズ」のエミリー・モーティマー、エドナを「マトリックス・レボリューションズ」のロビン・ネヴィン、サムを「ネオン・デーモン」のベラ・ヒースコートが演じた。プロデュースを俳優のジェイク・ギレンホールらが担当し、製作総指揮で「アベンジャーズ」シリーズのジョー・ルッソアンソニー・ルッソ兄弟が参加している。ポスタービジュアルには「愛したものが またひとつ 消えてゆく」という消えかかったコピーが添えられた。

「レリック -遺物-」は東京・シネマート新宿ほか全国でロードショー。

※記事初出時、作品名に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。

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(c)2019 Carver Films Pty Ltd and Screen Australia

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