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劇場版24作目となる本作では、4年に一度開催されるスポーツの祭典を控えた東京で、名だたる大会スポンサーたちが誘拐される大事件が描かれる。新型コロナウイルスの影響による1年の延期を経て、いよいよ公開の運びとなった。
イベントは、高山のナレーションによる“開幕宣言”からスタート。高山は「原作者の青山剛昌先生をはじめ、キャスト・スタッフ一同とてつもなく苦しい判断でした。なぜならそれは、毎年本当に映画を楽しみにしてくださっている『コナン』ファンの皆さまの思いを知っているからです」と声を震わせながら昨年を振り返り、「待っていてくれた皆さんや、本日この会場にお越しいただいたあなたに観ていただいて、初めて完成するものです」とファンに向けて語りかけ、キャストたちは各キャラクターの声で感謝を伝える。幕が開きステージ上に登壇したあと、高山は「我慢していたんですけど、1年分の思いがあふれてしまった」と涙を見せながら笑った。
赤井秀一の愛車である真っ赤なマスタングから登場した浜辺。「まさか乗せていただけるとは思わず。そして(キャストの)皆さんとお会いできるとは思わず、マスタングの中で涙が出てくるわで1人だけ地に足が着いていないような、夢の中のような感覚です」と恐縮しながら述べる。また“美波”という名前は、両親が大ファンだという「タッチ」の浅倉南に由来することが明かされると、アニメで南に声を当てた日高は「浜辺美波は浅倉南を超えていると思います!」と感激。「しかも『コナン』にはもう1人“みなみ”がいるんです」と日高から話を振られた高山は「スリーみなみだ!」と笑顔で返した。
本作のキーパーソンとなる赤井役の池田は「最近、安室という男が人気だという話を聞きまして。実は先日会ったんですが『がんばってくれよ』と心にもないことを言われました」と裏話を披露し、「安室に負けてなるものかと、精一杯がんばったつもりです」と静かに闘志を燃やす。最後に高山は、恒例となった「真実はいつもひとつ!」のポーズを観客全員で決め、イベントを締めくくった。
永岡智佳が監督を務めた「名探偵コナン 緋色の弾丸」は4月16日に公開。
※日高のり子の高は、はしご高が正式表記
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