ヒトラーと東條英機が世界征服もくろむ「アフリカン・カンフー・ナチス」公開

「アフリカン・カンフー・ナチス」が6月12日より東京のシアター・イメージフォーラムほかで公開される。

本作は第2次世界大戦後、アドルフ・ヒトラーと東條英機が実はガーナに逃げ延びていたという設定のカンフーアクション。 ヒトラーと東條は空手と魔術的パワーを使ってアフリカの人々を新たな人種「ガーナ・アーリア人」として洗脳し、世界征服のための拠点を築いていた。主人公は地元のカンフー道場を潰され、愛する恋人を奪われた心優しき青年アデー。復讐を誓ったアデーは最強のカンフーを習得するため、過酷な修行に身を投じていく。

監督を務めたのは、日本在住のドイツ人監督セバスチャン・スタインと、“ガーナのジョージ・ルーカス”の異名を持つニンジャマン。クワク・アドゥがアデーを演じたほか、残酷非道なヒトラーにスタイン、空手の達人・東條にスタインの友人である秋元義人が扮した。映画はガーナ、ドイツ、日本の合作。劇画タッチのポスタービジュアルには「燃えよ、アフリカン拳（カンフー）」というコピーが添えられた。