ヒップホップ黎明期を記録したドキュメンタリー「Style Wars」より、宇多丸(
1970年代から1980年代初頭に米ニューヨークのサウスブロンクスで生まれたスプレーアート“グラフィティ”を主軸に、ラップやブレイクダンスなどのヒップホップ文化が形成されていく様子を映した本作。同時期に制作された映画「ワイルド・スタイル」とともに、ヘッズのバイブルとして語り継がれてきたが、日本での劇場公開は今回が初めてとなる。
宇多丸は「今や世界を覆う究極の都市路上文化が、いかに生まれ発展していったか──社会との軋轢まで生き生きと記録されたこの『歴史』に対し、現在を生きる我々は、知ったような口を聞く前にまずは、謙虚になるべきだろう」とコメント。そのほか
このたび先行上映会が3月23日に東京・WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)で開催されることも明らかに。日本のヒップホップ黎明期に育った
「Style Wars」トークイベント付き先行上映会
2021年3月23日(火)東京都 WHITE CINE QUINTO
開映 18:00 / 終了 19:55(予定)※トークイベントは本編上映終了後に実施予定
料金:2200円
<登壇者>
ANI(スチャダラパー)/ サイプレス上野 / 渡辺志保(MC)
宇多丸(RHYMESTER)コメント
今や世界を覆う究極の都市路上文化が、いかに生まれ発展していったか──社会との軋轢まで生き生きと記録されたこの「歴史」に対し、現在を生きる我々は、知ったような口を聞く前にまずは、謙虚になるべきだろう。
SHINGO★西成(昭和レコード)コメント
誰でも知ってる言葉やアルファベットを、ときには大胆に、ときには繊細に描くコトで抜群のインパクトとメッセージに仕上がるグラフィティーライターってやっぱスゲエ。ってことはこの映画を知ってスゲエって感じたオレらもスゲエ。
オレなりのスゲエことやろうと決意させてくれて
おおきに、やで!
KEN THE 390(ラッパー)コメント
HIPHOPが、誕生した時代を、鮮明な映像で見られて興奮しました。
新しいものが生まれる時の熱狂。ストリートカルチャーとは。HIPHOPがこれだけ大きなムーブメントとなった今、改めて見ておくべき映像だと思います。
tofubeats(音楽プロデューサー)コメント
HIPHOP黎明期の衝動が記録された映像の数々。瓦礫の山の中、誰のためでもなく自分のためにグラフィティを描く彼らが創り上げたものが今ここにまで届いていることにあらためて驚きます。
長谷川忍(シソンヌ)コメント
今現在も自分が好きな物が産まれ構築されていく様は興奮しかないです!
今までは単に見る、聞くだけだったヒップホップが更に深い理解と共に楽しめるようになる映画です。
上京したてのあの頃の自分に見せてやりたかったです。
Ghetto Hollywood(HIPHOP何でも屋)コメント
最初に買ったVHSとDVD併せて50回は観たグラフィティライターの教科書が遂にスクリーンで! 全ての登場人物と作品が重要文化財クラスだけど、中でもSKEMEと母親のキッチンでのやり取りは必見。
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