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21歳で偶然出会った山音麦と八谷絹の“最高の5年間”を描く本作。菅田が麦、有村架純が絹を演じ、坂元裕二が脚本を手がけた。現時点で動員は202万4864人、興行収入は27億2661万9600円を記録している。
コロナ禍でのヒットについて、菅田は「あまりにもヒットしすぎていて、何かやらなきゃとなっているスタッフさんを初めて見ました」とほほえみながら話す。「みんなめっちゃ語ってくれる。特におじさんが(笑)」と反響に触れ、「ついさっきもOKAMOTO'Sの(オカモト)レイジくんから『麦くんがファミレスで泣くタイミングで同じ量の涙が出た』とLINEが来てました」と明かした。
続いて菅田と土井の前に、SNSで募集した質問が入った箱が運び込まれる。「(映画から5年後の)2025年に麦と絹はどうしてると思うか?」という質問に、菅田は「どうなってるんでしょうねえ……(麦は)地元で花火師になっている可能性もありますよね」、土井は「会社を辞めて違う仕事をしてるかもね」と考えを巡らす。「幅広い年代に刺さった一番のポイントは?」という質問には、土井が「うまくいかなかった恋愛や仕事での悩みなど、誰もが自分なりに経験しているので、完全に2人と一緒ではないけれど『この瞬間の空気知ってる!』となる点じゃないでしょうか」と回答。これを受け菅田は「『じゃあって何?』のところとかね」と具体的にシーンを挙げ、「あとよく聞くのは、麦くんに感情移入しすぎていつの間にか自分が有村架純と付き合っていた過去ができあがっていて、『俺付き合ってたんだ』っていう。そのジョーク何回も聞きました」と話して会場に笑いを起こす。
ここで「花束みたいな恋をした」に出演している
本日のイベントには映画を複数回観ている人が多数駆け付けており、菅田は「うれしいですよね」と頬を緩める。土井は「この映画についていろいろなコミュニケーションを取っていただければと思います」と観客に思いを伝えた。
「花束みたいな恋をした」は全国で公開中。
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