本作は、警視総監の座を巡って巻き起こる壮絶なパワーゲームを描くオリジナルドラマ。権力を手に入れるためにどんなに汚い仕事もためらうことなく遂行する主人公・上條漣を玉木が演じるほか、広末涼子、仲里依紗、森崎ウィン、橋本じゅん、高岡早紀、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平らがキャストに名を連ねている。「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」の武藤将吾が脚本を手がけ、田村直己、
岡田が演じるのは、キャリア組でありながら志願して捜査一課刑事となった富樫遊馬。広末扮する上司の水樹爽に恋心を抱く一方、漣には熱意と有能ぶりを認められ、思いがけず権力闘争に巻き込まれていく役どころだ。
映画「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」やドラマ「MIU404」に続き、3度目の刑事役となる岡田は「まったく新しい役に挑むよりも難しい」と胸中を明かし「『どう差別化して演じるか』が課題」と述べる。共演者については「僕自身の思わぬ引き出しを開けてくださるんじゃないかと楽しみにしています。錚々たる方々と共演させていただけることを、本当に光栄に思っています」と期待を込め、「とにかく自分のキャラをどう確立するかを考え、果たすべき責任をまっとうする──それが今の僕にできることだと考えています」と意気込みを語った。
「桜の塔」はテレビ朝日系で4月に放送スタート。毎週木曜21時からオンエアされる。
桜の塔
テレビ朝日系 2021年4月スタート 毎週木曜 21:00~21:54
岡田健史 コメント
オファーをいただいた瞬間、「昨年出演させていただいた『MIU404』での刑事役を僕自身も世間も引きずってしまうんだろうなぁ…。そういう状況に対し、僕はどうすればいいのかなぁ」と思い、今回は「どう差別化して演じるか」が課題だと感じました。刑事役も今回で3回目ということもあり、逆にまったく新しい役に挑むよりも難しいと思っています。ただ、今回の「桜の塔」は、刑事ドラマの“強み”でもある事件解決というサイクルだけではなく、組織内の権力争いに焦点を当てた作品。よくよく考えると、国民を守る警察といえども、組織の中にいるのは“人間”ですし、いろんな人間ドラマが起こるのは当然のことだと思います。僕も登場人物の一人として、そういったリアルな部分を描いていけたらいいな、と思っています。
また、今回はベテランの大先輩方に囲まれてお芝居をする環境。僕自身の思わぬ引き出しを開けてくださるんじゃないかと楽しみにしています。錚々たる方々と共演させていただけることを本当に光栄に思っています。ただ、爪痕を残そうと力むと、空回りしてしまうタイプなので(笑)、とにかく自分のキャラをどう確立するかを考え、果たすべき責任をまっとうする──それが今の僕にできることだと考えています。
ふたを開けてみないと、僕自身もどうなるか分からない。だからこそ本当に楽しみです。最終話まで、全力を尽くします! その結果をぜひご覧ください。どんな評価も受け入れる覚悟です。
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岡田健史が3度目の刑事役、玉木宏の主演ドラマ「桜の塔」に出演(コメントあり)
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