ジェーン・スーの著書をドラマ化した本作は、彼女自身がモデルである蒲原トキコが、父についてのエッセイを連載することをきっかけに、家族の記憶を掘り起こしていく物語。トキコを吉田、父・哲也を國村が演じ、
このたび公開されたのは、劇中でトキコがパーソナリティを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」のビジュアル。ジェーン・スーがTBSラジオ「生活は踊る」で実際に担当するお悩み相談コーナーが、ドラマでも完全再現される。また「トッキーとヒトトキ」の番組制作メンバーとして、
自身の番組を10年間続けているMOBYは「何だかとんでもないご褒美を頂いてしまったような心持ちです」とコメント。森本は「人間の不器用さ、カッコ悪さから目を背けずに包み込んでくれるトッキーさんの姿は先のわからない現代社会に生きる我々の心の拠り所になると思います」と本作を紹介し、ヒコロヒーは「原作の、そしてスーさん自身の大きな魅力でもある『思いを言語化する』部分が丁寧にかろやかに描かれていて、笑えるしグッとくる」と脚本の印象を語った。また松永は「オファーを頂いた時、きっとセリフは一言二言だろうと思ってましたが、まさかあんなにしっかり役を与えてくださっていたとは思いませんでした」と心境を述べている。
ドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日にテレビ東京ほかでスタート。
ドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
2021年4月9日(金)スタート 毎週金曜 24:12~
※テレビ大阪のみ、翌週月曜24:00~放送
オカモト“MOBY”タクヤ(SCOOBIE DO)コメント
何より、プロデューサーの佐久間宣行さん、祖父江里奈さんが、ボクのことを知っていたことに驚きました。
子どもの頃からラジオが大好きで、またコミュニティFMですが自分の番組を10年間続けている自分にとって、何だかとんでもないご褒美を頂いてしまったような心持ちです。
原作には無い、けれども絶対に欠かすことの出来ない「ラジオ番組」を軸に、このドラマは展開していきます。
台本を読んで、本当にこんなラジオ番組が聴けたら良いな、そしてチャンスがあるならボクもこの番組に関わってみたいな!と思いました。実際にジェーン・スーさんが出演されている番組は選曲も最高なので、撮影時にはストーリーに沿った架空のオンエア曲を、毎回勝手に準備していました。次第にトッキーさん(=吉田羊さん)に「次の曲、何~?」と聞かれるようになりましたよね……!
2021年4月から3ヶ月間は、フライデーナイトにテレビでラジオを楽しめるという、滅多にない贅沢な40分が味わえますよ! そしてヒコロヒーさん、森本晋太郎さんとの3人による、ラジオ番組「トッキーとヒトトキ」制作チームの奮闘っぷりにも是非ご注目下さい!
森本晋太郎(トンツカタン)コメント
まさか僕にドラマのお仕事が来るなんてというのが率直な感想でした。
クランクイン前に喫茶店で台本を読みながらセリフを覚えるという憧れのやつをやらせていただきました。
店員さんが前を通るたび、ちょっとだけ台本の表紙が見えるようにしちゃいました。
どんなお悩みにもユーモラスに寄り添い、その人のためを想った説得力のある言葉を紡いでいくトッキーさんは痛快そのもの。それを通じて視聴者のみなさんが普段向き合ってこなかった物事に対して立ち止まって考えるきっかけを与えてくれるような、そんな台本だなと思いました。
人間の不器用さ、カッコ悪さから目を背けずに包み込んでくれるトッキーさんの姿は先のわからない現代社会に生きる我々の心の拠り所になると思います。
見たあとに胸がじんわりと暖かくなる作品ですのでぜひご覧ください!
ヒコロヒー コメント
「私? 私宛? ほんま? 手違いでは?」と何度も確認し、それでも私宛だと聞いて(ハッハーン、ドッキリやな)と勝手に名探偵づらしていました。
ドッキリでも何でもないと知ってからは一気に恐縮な思いでしたが、映像の現場でのものづくりを学ばせて頂ける貴重な機会だと思い、精一杯に努めさせて頂こうと思いました。
原作の、そしてスーさん自身の大きな魅力でもある「思いを言語化する」部分が丁寧にかろやかに描かれていて、笑えるしグッとくるしで、また「ドラマ24」がすごいものを作りだしているなあと興奮しました。
また、登場人物たちのキャラクターが一面的ではなく二面や三面にも描かれていて、人間というものの複雑さをさまざまに立体的に感じられる素敵な脚本でした。
はっとさせられたり、心がふっと軽くなるような台詞の数々を、素敵な俳優さんたちがチャーミングに情熱的に時にユーモラスに演じられていて、ちぐはぐに生きる瞬間があってもよいのだと安心するような作品だと思います。
私たちラジオスタッフ同士のほのぼのとした掛け合いも楽しんで頂けると幸いです。
DJ松永(Creepy Nuts)コメント
オファーを頂いた時、きっとセリフは一言二言だろうと思ってましたが、まさかあんなにしっかり役を与えてくださっていたとは思いませんでした。
色々ご迷惑をお掛けしつつも、撮影をご一緒した方や、スタッフさんに助けられながら、やらせて頂きました!
皆さん是非ご覧になってください~!
『ラジオの時間』編集部 @time_of_radio
松永は担当編集役で、MOBYはディレクター、森本は構成作家、ヒコロヒーは音響と、それぞれラジオスタッフ役として出演。/吉田羊「生きるとか死ぬとか父親とか」にMOBY、森本晋太郎、ヒコロヒー、DJ松永 https://t.co/0udg9AGcxK