映画的でない死に際の呼吸とは、「痛くない死に方」高橋伴明が活弁シネマ倶楽部出演

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痛くない死に方」の監督を務めた高橋伴明と、助監督を務めた毛利安孝がWeb番組「活弁シネマ倶楽部」に登場。映画の裏話や主演を務めた柄本佑の魅力などを語った。

高橋伴明

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「痛くない死に方」ポスタービジュアル

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2月20日に封切られる「痛くない死に方」は、在宅医療のスペシャリスト・長尾和宏の著作をもとにした医療ドラマ。主人公・河田仁が病院でなく在宅医だからこそできる医療を模索し、人の死と向き合っていくさまを描く。

「活弁シネマ倶楽部」より、(左から)毛利安孝、高橋伴明、MCの月永理絵。

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高橋は、長尾が在宅医療に関するクレームに回答した著書「痛い在宅医」をもとに脚本を執筆。長尾からは特に脚本への注文はなかったそうだが、撮影現場では患者の臨終シーンでアドバイスをもらった。高橋は「死ぬところにはこだわりがあり『こういう呼吸だ』と教えてもらいながら撮影をしていた。映画的ではない死ぬシーンを作ろうと長回しをした」と振り返っている。また俳優一家に生まれた柄本について「正統な俳優。生まれついての俳優。歌舞伎俳優のように血統書付き」と語る場面も。

「けったいな町医者」ポスタービジュアル (c)「けったいな町医者」製作委員会

「けったいな町医者」ポスタービジュアル (c)「けったいな町医者」製作委員会[拡大]

長尾を被写体にしたドキュメンタリー「けったいな町医者」で監督も務めている毛利は、「著書に書いていることを体現されている」「まったく嫌な顔をせず、ここまで愚直にやるんだとびっくりしました」と2カ月にわたる密着期間を振り返る。高橋は劇映画とドキュメンタリーという2作の関係について「違う作品になっているけれど、お互いにフォローし合う作品」と説明した。

「痛くない死に方」は2月20日より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次ロードショー。「けったいな町医者」は現在、全国で順次公開中だ。

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