ディストピア小説「すばらしい新世界」実写化したドラマ、Huluで配信

オルダス・ハクスリーによるディストピア小説「すばらしい新世界」をもとにしたドラマ「BRAVE NEW WORLD／ブレイブ・ニュー・ワールド」シーズン1が、12月16日よりHuluで独占配信。YouTubeで予告編が公開された。

本作の舞台は一夫一婦制やプライバシー、通貨、家族、歴史の概念を廃止することで平和を実現させた“完璧で素晴らしい世界”ニュー・ロンドン。そこではアルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、エプシロンと階級分けされたDNAをカプセルの受精卵に組み込み、工場で人間が産まれる。不快な気分になると政府支給の“ソーマ”と呼ばれる快楽薬を使い、常に安定した精神状態で暮らす人々。劇中ではそんなニュー・ロンドンに数少ない旧世界人の青年ジョンがやってきたことから、調和が乱れ始めるさまが描かれる。

主人公ジョンを演じたのは「ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライク。ジョンの母親リンダにデミ・ムーアが扮した。またニュー・ロンドンの住人でアルファ階級のバーナード役をドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のハリー・ロイド、ベータ階級のレーニナ役をドラマ「ダウントン・アビー」のジェシカ・ブラウン・フィンドレイが担当。そのほかジョセフ・モーガン、ハンナ・ジョン＝カーメン、ニーナ・ソサーニャもキャストに名を連ねた。

NBCユニーバサルとスティーヴン・スピルバーグが率いるアンブリン・テレビジョンが共同製作した全9話の「BRAVE NEW WORLD／ブレイブ・ニュー・ワールド」は、毎週水曜日に字幕版と吹替版を1話ずつ配信予定。

※動画は現在非公開です。