「
本作は、クリスマスイブの東京で起きた連続爆破テロ事件に翻弄される者たちの姿を描く群像劇。この日、キャストたちは本作の舞台である渋谷スクランブル交差点を中心に、2階建てバスに乗り込んで渋谷を周遊した。佐藤は「新鮮でした。不思議なもので遠足気分になれるというか、自分たちが知っている東京を違った角度で見れました」と感想を述懐。石田は「若者グループとそうでもないグループで話していたんですが……。(かつて渋谷にあった映画館の)渋谷パンテオンを知っているかどうかで対立しました(笑)」と明かし、一同に大きな笑いを起こした。
渋谷でキャストたちと遊びに繰り出したい場所を尋ねられた中村は「宮益坂にゲーセンやビリヤード、卓球とかなんでもござれなビルがあって。そこでよく昔遊んでたなと。久しぶりに行きたいですね」と回答。自然が好きだという井之脇が「代々木公園でピクニックとかどうですか?」と答えると、中村から「おじいちゃんか!」とツッコミを受ける。また勝地は「さっきバスでアリスが倫也の写真を撮っていたんですけど、西島さんが『俺もかっこよく撮ってよ』って言うから西島さんを何回か撮り直して(笑)。そういう写真を撮り合ったりする遊びをしたいですね」と暴露。広瀬の撮影した写真をMCから「見たい」とリクエストされた西島は「見なくていいですよ!」と照れ笑いを浮かべ、広瀬は「素敵な写真が撮れたのでぜひ皆さんに見ていただきたいです!」とプッシュした。
渋谷での撮影は、栃木・足利に建てられた巨大なオープンセットで行われた。波多野は「幸せな経験でした。人の目線の高さで撮るということを一番に心掛けていましたね」と回想。西島も1000人以上のエキストラが参加した撮影を「皆さんと集中して1つのシーンを撮れたということは自分にとって大きな経験でした。あと渋谷の交差点って、甘栗屋やスクリーンなどの位置が共有しやすいんです。実際はグリーンバックなんですけど、そういうイメージの共有が皆さんとできたことも素晴らしかったですね」と振り返った。
最後に佐藤は「今は天災も含めいろんなことが起きている。対岸の火事ではなく、この1年で自分の足元にも火が点いているということを観る人には考えていただけると思います」と作品を紹介。そして「特殊効果やエキストラの皆さんの力など、映画を作るときの人間力も感じていただける作品です」と語った。
「アンフェア」シリーズの原作者として知られる秦建日子による小説を実写化した「サイレント・トーキョー」は、12月4日に全国で公開。
🌈𝕊𝕒𝕔𝕙𝕚𝕜𝕠✈︎ @stk_aeo
佐藤浩市や石田ゆり子がスクランブル交差点に登場、中村倫也は渋谷の思い出を回想(写真22枚) https://t.co/9ImeN41Q40